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#4 こう思っているよ、と言葉で伝える優しさ

就職活動が多忙を極めはじめたタイミングで15分日記をはじめたばっかりに。なかなか続いていないこの現状、我ながらアホだ。だがしかしなんとかなんとか書き続けよう...。3日に一回が2日に一回、1日一回……と習慣になるはず。

昨日は久しぶりに大学の男の子の友達と二人でご飯に行った。

大学入学時のクラスが同じだったことから仲良くなった1個上の男の子。入学時から私を妹かのように可愛がってくれる様子は4年経った今も変わらずで、4か月〜半年に一回ご飯にいくたびに溺愛してくれる親戚のお兄ちゃんみたいですごく好きだ。恋愛相談もすれば就活相談もする。単位がやばいですといえばお得意の学内ネットワークを駆使して様々な情報を教えてくれる彼は、実際のお兄ちゃんよりもお兄ちゃんだなぁと思う。

なにより、男女の異性間にあるような「独特な男っ気」を出さないあたりが居心地がいい。良くも悪くも、人から伝わる「そういう視線と下心」を察しやすい私は、一瞬でも感じたらすぐに相手が気づくか気づかないかのバリアを張ることだけが上達していた。うまく表現できない段階だけど、「全体的に人が大好きすぎて、誰かを特別に好きになることができない」ことが多い。だから、恋愛対象ではなく一人の人間として好きでいてほしい願望が強い。違和感を抱いた時は「恋愛的視線に鈍感なふり」をし続けてきたし、恋愛の話を振らないようにして生きてきた。これが最善策だとはおもってないよ、今も昔も。

でも、彼はそれが感じない。男女を超えた私そのものへの優しい眼差しを感じる。これからもずっと、変わらず私の人生のなかにいてほしいものだ。

今年の春から彼は大学院の進学のために地方へ行ってしまう。会う頻度は変わらないのだとしても、住む県が変わってしまうと思うとなんだか寂しい。ってか、彼はかっこいいし優しいし面白いしモテるけど、寂しがり屋であろうことはなんとなく気づいていたから、寂しがっている彼を想像すると一緒に寂しい気持ちになる。勝手に寂しいなぁ。

さっき、昨日送ったお礼の返事がきてた。

俺は常にユウの味方だからな、それだけ忘れるなよ。

知ってる。そんなの出会ってから今までずっとそう思ってる。

だけど改めて言葉で伝えられると、文章で送られると、こんなに嬉しいんだね。目の前の街並みが少しぼやけた。

明日は説明会と選考会の行ったり来たり。一人でも頑張るけど、一人じゃないんだからもっと頑張れる。

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