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色眼鏡

こんにちは!お久しぶりです。
先日、オーストラリアでのワーホリを切り上げて日本に帰国しました。今回は、ワーホリ中にどんな事を考え、帰国を決断することにしたのか綴りたいと思います。どのくらいの分量になるかはちょっと予想が付きませんがビフォーアフターをありのまま、noteに残せればと思います!

1. ワーホリ前の自分
2. ワーホリ中の自分
3. ワーホリ後の自分

1. ワーホリ前の自分
だいぶ遡りますが、大学生以前の自分は仙台でサッカーと勉強漬けの日々を送っていました。元々海外に興味を持っていたものの、ほぼ接点は持っていなかったのですね。高校卒業時点での海外に行った経験は、小学生の時の韓国への家族旅行と高校の部活で行ったドイツへの遠征のみでした。大学に入ったら自分でお金を貯めて行きたいところを片っ端から潰していくんだという野望を持って(笑)
大学入学後は、宣言通り?旅にハマりました。いわゆるバックパッカーで東南アジアやインド、南米を旅してみたり、チャリで本州を縦断したり、ヨーロッパにチャリを持っていって田舎道を走ってみたり……。今まで狭いコミュニティで生きてきた自分には何もかもが鮮やかに映りました。

旅をすれば世界が違って見える

世間ではそんなことがよく言われていますが、当時の自分にはこれといった思考の変化が起きていないように思えました。そのことは少し自分を不安にもさせました。
大学での生活も終わりが近づき、就活の時期がやってきました。就活という一種のイベント的なものに違和感を感じながらも、その機会を捨てるだけの勇気がなかった自分は周囲と同じように就活を始めました。あるときなかなかうまく行かず悩んでいる私にある人は言いました。「muro(私)は人がしないような経験をたくさんしているはず。やりたいことが見つかっていないのはちゃんと考えていないだけだよ。」と。
(「あー、そうか確かにそうかも。・・・いやー、でもわかんねえんだよなあ」)
「今わかんないことは別に悪いことじゃない」という半ば強引な結論に妙に納得感を得た私はとりあえずIT業界で働くことを決断しました。理由は単純!この先食いっぱぐれることがないだろうと思ったからです。
IT全般やプログラミングについて勉強しながら業務を行うことは全く苦ではなかったのですが、「なんか違うんじゃないか?」という頭の中のもやもやをいつまで経っても晴らせずにいました。その頃から、以前から興味を持っていたワーホリに行くことが一気に自分ごとになっていきました。英語を話せるようになりたいし海外に住んでみたいし、人生について今一度考えてみる時間をとってみてもいいんじゃないかなーと思えたわけです。
この時期に時間とお金を投資してもやもやを晴らすことは人生長い目で見たときの費用対効果としてかなりデカいと思えたわけです。

2. ワーホリ中の自分
英語の基礎はある自信はあったので、学校には通わずシェアハウスでの住人との会話を通してコミュニケーションの部分を伸ばしていければいいなーと思いながら、日中は帰国後のキャリアのことを考えてプログラミングの勉強なんかを続けていました。次第に英語を学ぶことから英語で学ぶことへ移行していき、オンラインで世界中の大学の講義が受けられるMOOCで経営やアントレプレナーシップなどビジネス全般のことに興味を持ち、その興味は社会全般、終いには哲学にも及びました。哲学なんか学校の授業では眠くて仕方がなかったのに、(当時の先生すみません(笑))一気に興味の幅が広くなり自分でも驚きました(笑)
哲学に興味を持ったおかげで、生きる土台がやっと整った気がしました。

生きるとは繋ぐこと

自分ができることをして誰かが喜んでくれて、社会がより良いものになっていけばそれでいいじゃないかと。生きるとは絶え間のない課題解決の連続なんだと。動物や植物が長い年月をかけて環境に応じてその姿を変えるように、自分も柔軟に姿、思考を変えていいんだと。つまんないエゴとかプライドとかは障害にしかならないんだなと。
そこからキャリアのことを考えず、今やってみたいことに重きを置くようになり、以前少しご紹介したWWOOFを始めました。興味のある方はよろしければ以前のnoteを御覧ください!

結果的に、WWOOF中にステイ先のホストと互いの文化のことや世界のことを日常的に意見交換することが英語でのコミュニケーションの部分を伸ばすことにも繋がったと感じています。一方で、私が想像以上に日本のことについて知らないことが多いなと感じる機会も多くありましたし、日本でも話題に上ることが滅多にないトピックに関して英語で伝えることは簡単ではないとも思い知らされました。この気付きも1年の予定だったワーホリを約半年間で切り上げて帰国した理由の一つです。

3. ワーホリ後の自分
書き溜めたままになって忘れ去られてしまっていたこの記事。
2021年になって掘り起こしました。(何やってんだよ(笑))
当時の感情を今書くのも違うなあと思うので、また何かの機会にワーホリから戻ってからの1年強の期間、何を考え、何をしたのか残せればいいなと思います。

拙い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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