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柔道“上野3姉妹”三女・上野巴恵さん「柔道場」新設~「未来の五輪メダリスト育成」スポーツを通した地域振興に期待

 柔道“上野3姉妹”三女、上野巴恵さん。柔道場を町内に新たに開設し、北海道から、当麻町から、オリンピア、さらにはメダリストを育てたいと、当麻町で会社を設立され大きな目標に向かい、挑戦をされています。

 柔道“上野3姉妹”。長女、雅恵さん(42)は、04年アテネ、08年北京五輪70キロ級金メダリスト。「世界最強の柔道部をつくりたい(北海道新聞)」との抱負を胸に東京五輪を間近にひかえた2020年12月、自身の選手時代所属先で多くのメダリストを輩出している名門の三井住友海上女子柔道部監督に就任。開催中の東京五輪柔道女子70キロ級で7月28日、同部所属の新井千鶴選手が雅恵さんと同じ階級で金メダルを獲得。五輪の歴史で語り継がれるであろう準決勝での16分を超える死闘と呼べるほどの激戦を乗り越え、悲願の女王に。テレビやWEBを通じて日本全土に胸熱くなる感動の場面が報じられました。
【NHK】新井千鶴金メダルへの道 | 東京オリンピック
https://youtu.be/emXCYlNUwzE

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 次女、順恵さん(37)は、12年ロンドン五輪63キロ級銅メダリスト。現在、雅恵さんとともに日本トップ選手を指導する三井住友海上女子柔道部コーチ。東京五輪金メダリスト新井選手を支え決勝戦後に抱き合うシーンが中継で映し出されました。
 三女、巴恵さん(31)は、旭川南高時代に高校総体女子70キロ級で史上初の3連覇、11年グランドスラム東京優勝。現在、柔道指導者でもある母・和香子さん(65)と当麻町で暮らし、昨年から外部コーチとして当麻中学校に通う女子3選手を指導。母、姉たち、そして亡き父と同じく、指導者の道を歩み始めました。

 三女、巴恵さんは、全道各地から有望な選手、女子中学生3人を自宅にむかえ共に暮らしながら、町内外のスポーツ施設などで稽古を行っていますが、より環境を充実させるため、自宅敷地内に新道場の建築を計画されています。母、和香子さんの全面サポートも受け、今年度での完成を目指されています。
 建物は2階建て。1階が約150平方メートル、柔道場とトレーニング機器を設置。2階は約80平方メートルで6人の居住が可能。親元を離れ生活し、柔道で高みを目指す志のある子どもたちを全道から迎え入れます。

 親であり、指導者として自分たちを育て鍛えた両親と同じ夢「未来の五輪メダリスト育成」。柔道“上野3姉妹”は、連絡を取り励まし合い、それぞれのステージで指導者として意欲を燃やされています。
 三女、巴恵さんは、名門・三井住友海上女子柔道部の日本トップ選手を指導する姉たちに対し、ご自身は、基礎・基本形成に全力を注ぎ未来の五輪選手を育て北海道を少しでも元気にしたいと、意欲を胸に活動されています。
また、柔道場としての使用以外にもスポーツジム機能を併せ持たせ、地域住民の健康維持、子どもたちの体力強化、さらに、コミュニティの場づくりなど、広く活動を展開される事業計画です。

 町としては、官と民が協働しまちづくりを進める中で、民間の活力を生かした社会課題への重要な取り組みであると考えますし、「未来の五輪メダリスト育成」の夢を後押ししたいと考えます。
 本件に対し町として支援したく、新道場建設のスケジュール等に対応できるよう、専決処分にて建設費等一部の補助対応とさせていただきます。6月16日、全員協議会において当麻町議会議員みなさんの格別のご理解をいただきました。厚くお礼を申し上げます。

 当麻町を拠点に、主体となって活動される三女、巴恵さん。サポートされる母、和香子さん。大きな夢に向かい、日本を元気に!柔道“上野3姉妹”ご家族みなさんの絆の力、ますますのご活躍を願っています。

※CAMPFIREクラウドファンディング「北海道当麻町で子どもたちが世界の舞台を目指すための柔道場を作ります!」三女、巴恵さんはご支援を全国に呼びかけられています。
https://camp-fire.jp/projects/view/457190

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