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寄贈俳句誌紹介

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ご寄贈いただいた俳句誌をご紹介させていただいています
運営しているクリエイター

記事一覧

鬼瓦版 中嶋鬼谷個人紙 復刊第4号

 今回の「断章」の最初は、第58回蛇笏賞発表に因んで、俳句界の権威と化した賞の在り方につい…

俳誌「青麗」5月号   (2024年)

 通算第1巻第3号である。  すっかり俳句会としても軌道に乗って、誌面もいっそう充実してい…

中嶋鬼谷個人紙「鬼瓦版」復刊第3号

記事の「断章(一)」は複数の内容で構成されている。 第一話は、儒艮(じゅごん)の生態の…

保里よし枝句集『ひとりの窓』

冠省  このたびは玉句集『ひとりの窓』をご恵送賜り、ありがとうございました。  表紙が素…

俳誌「青麗」髙田正子主宰 2024(平成6)年

 三月発行の第三号は、髙田主宰の師、黒田杏子特集号である。  最後の句集『八月』と、髙田…

月刊俳句通信紙「こんちえると」2024年(令和6)年

第75号 2024年2月10日 いつも月半ばの刊行だが、初めて今月号の刊行が遅れた。 原因は「版元…

遊牧 (代表 清水伶 /元主宰 塩野谷仁)

№149 2024 R6 2月号いつも玉誌「遊牧」をご恵送賜りありがとうございます。 「特集『素描』を読む」、読み応えがありました。 №149号の中でわたくしが好きな句です。   鳰潜る星の寂しさ見るために     塩野谷 仁   いもうとの狐火探す闇がある     清水  伶   枇杷の花二階はまるで無菌室     堀之内長一   烏瓜からから鬼の抜殻に       岡 みずき   秋光のかさなっている未完の皿    関戸美智子   草の芽のひかり転生とは違ふ