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不器用で 読書感想文


好きな芸人ニシダの書いた短編小説集

何かがたりないとかどうにもできないというようなことに
諦めたような醒めたような感覚を感じるがそれでいて
そんなに現実って悪いものでもないという救いのようなものもあって
読み終わって文字通りすがすがしいものを感じた。
どこにでもあるような町や店が舞台だがそれが
やけに細かい描写で今の自分の近いところで
起こっている話のような感じがする。
もっと売れてどんどん書いてほしい。

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