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『ムラタップ』これからの活動について

みなさん、こんにちは。

タップダンサーの村田正樹(ムラタップ)です。

普段はタップダンサーとして、公演・ライブ・教室・ワークショップなどをやっています。それ以外にも他のダンスを踊ったり、ダンスじゃないことをしたり、面白いと思うことは何でもやってみています。

今回CAMPFIREコミュニティにて、「ムラタップ」ファンコミュニティをつくることになりました。


▶︎これから挑戦したいこと

・海外でのソロパフォーマンスの発表の機会を増やしていきたい

・タップダンス体験教室を全国各地で実施し、表現する面白さを伝えていきたい

僕の活動は、このふたつが大きな軸となっています。

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1、自分自身の表現探求を続けたい ーソロ活動の継続ー

10代からダンスを始め、「自分らしく踊ることとは何なのだろうか」と問答しながら20年以上が経ちました。その時その時に気付き思っていたこと、決めつけてしまい間違ったこともたくさんしてきました。年齢を重ねるごとに考えは変わりながら、今でも自分との対話が常にあります。

僕自身が経験したお話を少しだけさせてください。

僕は30歳の時に、住んでいた貸家が火事になりました。パンツ一丁で家から飛び出し、手に握りしめていた携帯電話だけが残り、それ以外のもの、全てを失いました。

先のことは何も考えられなくなり、精神的にもかなり追い込まれました。事後処理のことやご迷惑をかけた近隣の方とのこと、喪失感を感じたまま、人間不信にもなってしまったし、いろいろなことにやけになって、生活していく日々が続きました。

それから数ヶ月が経ったある日。

無性に踊りたい衝動に駆られて

夜中のダンススタジオを真っ暗にして大好きな音楽を爆音でかけ、タップダンスを踊りました。

がむしゃらに踊っていました。

僕は心の底から自分自身が「無」になって、その瞬間瞬間を感じるダンスを踊っていたことに数十分間、踊り終えたのちに気づきました。

とても気持ちが良くて、不思議なほどの開放感を味わいました。

うまく言えないのですが、ダンスとは「心の開放」であり、「湧き溢れる表現」であり、「瞬間を生きる大きな精神状態」だと感じました。

ダンスというものはこれだけでない事もわかっていますが、この時の経験が表現するということの新たな原点となりました。

それから。半年後に初めてのソロ公演「MURATA黄昏30」をおこないました。

あの夜に感じたこと、自分が好きといえるものを表現したい。という想いからでした。

※↑ 2019年「MURATA黄昏 in 仙台」

ソロ公演は今年で10年目を迎えました。毎年、その時に感じている自分の中にあるマグマのようなものを

ソロ公演として、表現の場として、発表してきました。(10周年の今年はコロナの影響で一旦中止となりました)

小さい活動ですがこのソロ活動が僕の表現することの源になっています。

この活動をこれからも継続的に、より活発に続けていきたい。

そして、ここからの10年は、海外で発表する機会を探し、どんどん挑戦していきたいです。

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2、表現する面白さを分かち合いたい

2年前から本格的に全国各地でタップダンスの体験ワークショップ「鳴る靴ジャーニープロジェクト」を始めました。

・子供向けタップダンス体験教室

・大人・親子向け 初めてのタップダンス体験教室

子供向けのタップダンスワークショップは、タップの技術を教えるというよりも、足を踏み鳴らす・音を出すといった直接的な感覚を経験してもらいます。(ほとんどの子たちがタップダンスを始めて体験します。シューズも人数分用意して踊ってもらいました)

大人・親子向け 初めての体験教室。世代を超えた参加者さん同士がコミニケーションを取りながら一緒にリズムを奏でる楽しさを共有してもらいます。一緒に音を出す。という行為だけでタップダンスの根源的な面白さを感じてもらいます。

様々な場所でタップダンスを踊ると、みんなとっても不思議な感覚を味わってくれます。

自分の足から音を出すこと、音でコミニケーションをとること。

タップダンスを通して、表現することの面白さを伝えていきたいです。

体験教室がきっかけでタップダンスを続けてくれたり、違うことに興味を持ってくれたり、体を動かすことが好きになったり、なんでも良いのですが、その人にとっての何かのきっかけになりたいと思っています。

3年目のこれからも、イベント・学校・幼稚園・保育園など様々な場所へタップボードとタップシューズと踊る面白さをもって、ジャーニーします。


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個人としてこのふたつを大きな軸として活動を続けていきます。

それ以外にも、やってみたいと思うことや面白いと思っていることはどんどん挑戦していきます。

参加者の皆さんには、僕の活動の様子を共有しながら、時には一緒に企画し、実行したいと思っています。

40代というステージに突入しましたが、今まで以上にどんなことにも挑戦し、行動していきます。

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村田正樹(ムラタップ) Tap dancer

高校でストリートダンスを始める。24歳の時、地元・仙台でTAP DANCEと出会い、佐藤勝氏に師事。その後上京、熊谷和徳氏に師事し2006年より2017年までKaz Tap Companyのメンバーとしてアジア、全国各地での公演活動を経て現在はソロタップダンサーとして活動している。

2018年からスタートした「鳴る靴ジャーニープロジェクト」では、全国の幼稚園・小学校、野外フェスなど子ども向けから経験者向けまで数多く手がけている。

2019年  SAI DANCE FESTIVAL ソロ部門優秀賞受賞、2019年第19回東京ヘブンアーティスト合格。CM・PV出演やダンサー藤田善宏(コンドルズ、CAT-A-TAC)とのユニット”ニヴァンテ”他、様々な演劇、ダンス作品に参加するなど、ジャンルを問わず活動中。

【受賞歴】
2019年 第19回東京ヘブンアーティスト
2019年  SAI DANCE FESTIVAL ソロ部門優秀賞受賞
2015年 福岡ダンスフリンジフェスティバルにて海外招聘複数受賞

【イベント】
2019年 東京都 CINRA『NEWTOWN2019』出演
2019年 東京都 表参道コレクション2019 出演
2019年 東京都 ラフォーレマーケット vol.7~8 出演(2018)(2019)
2019年 東京都 赤坂蚤の市in ARK HILLS 出演
2019年 東京都 ホーユープロフェッショナル Project C the stage #2 出演
2019年 千葉県 拓匠開発 presents 千葉公園 Yohas 出演 (2018)(2019)
2019年 東京都 Hibiya Step Show @東京ミッドタウン日比谷(2018)(2019)
2018年 東京都 全日本フェンシング選手権大会 オープニング出演
2018年 東京都 Tiffany 新作発表イベント出演
2017年 静岡県 掛川 茶エンナーレ出演

【MV出演】
持田香織 「君と僕の消失点」(2019)

【舞台・公演】
2019年 SENDAI OROSHIMACHI ART marché ソロ公演
2017年 香港TAP FESTIVAL ゲスト講師/ゲスト出演
2017年 ニヴァンテ「ライトな兄弟」@横浜関内ホール※2019年福井公演招聘

ソロ公演
2020年『MURATA黄昏配信』オンライン配信
2019年『MURATA黄昏 in 仙台』@能BOX
2019年『まわってすすんでホープフル』@東京 絵空箱
2018年『踊る日々紡ぐ日々』@東京 D倉庫
2018年『MURATA黄昏37~Memory Melody~』@東京 サラヴァ東京
2017年『日常ソワレ~吾輩は猫背である』@東京 絵空箱

【ワークショプ】

2020年 山口県周南市「徳山駅前図書館タップ体験教室」
2020年 オンライン「CANVAS〜オンラインワークショップコレクション」
2020年 宮城県富谷市「はじめてのタップダンス体験教室」
2019年 東京都多摩市 NEW TOWN 2019 「タップダンス体験ワークショップ」
2019年 埼玉県飯能市 HANNO GREEN CARNIVAL 「タップダンス体験ワークショップ」
2019年 東京都渋谷区 かぞくのアトリエ「みんなでたのしくタップをおどろう」
2019年 広島県 出張no89「江田島海友舎タップダンス教室」
2019年 東京にしがわ大学 「リズムで遊ぼう!初めてのタップダンス」

タップダンスをより多くの方に知っていただくための活動資金(様々な土地でのライブ・ワークショップの経費)にさせていただきます。よろしくお願いいたします。