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新作レビュー: #HYPERZONe #DARKINFERNO― "隠れ家"の進化は永遠に無いんだと 無いんだと思っていたら… #ZONeエナジー

※本記事はプロモーションを一切含みません。

murata.(むらた)です。 今回は2024(令和6)年2月27日に発売されるHYPER ZONeとしては久々の新作の一つ、 HYPER ZONe DARK INFERNOハイパーゾーン ダークインフェルノ発売日前にレビューしていこうと思います。
なお、内容には味のネタバレが含まれていますので、読者ご自身による実飲前での閲覧には十分お気を付けください。




はじめに

読者の方へのお願い

私が投稿した記事の内容の一部、またはそのすべて(スクリーンショット等含む)を外部サイト等に転載することは絶対に行わないでください。
無断転載を確認した場合、法的措置等を含む然るべき対応をさせて頂く場合があります。

そもそも「ZONeエナジーって何?」という方は、まずこちらの記事の第一章をお読みください…

同時発売の"HYPER ZONe WHITE PEACE"の紹介記事もアップしています。
よければこちらも読んでいただけるとありがたいです。


第一章: その前に『HYPER ZONe』って何?

(※この章の内容は、同時投稿のWHITE PEACEの記事のものと同一です。 先にそちらの記事をお読みになった方は、この章を読まず、目次から第二章へとお進みください。)


そういえばこれまで取り上げてきたのっていずれも500mLロング缶だったよな… ってことで。
この記事を読んでいる方の殆どがご存じだと思いますが、HYPER ZONeは2022(令和4)年11月より販売されている、現地点におけるZONeシリーズのメインストリームを飾る製品群です。
これまで、ZONeシリーズは(2023年まで)競合他社と同価格でありながら、500mLの大容量という最大のアピールポイントで、新規のブランドにもかかわらず多くのシェアを奪っていきました。
しかし、その容器は通常のステイオンタブ方式、つまり"開けたら終わり"と言える方式であり、一度開けたら再度フタをすることができないという見方によっては最大の欠点になりうる特徴がありました。
当然ながら、「大容量なのは助かるがせめてフタをして持ち運べたら」、「誤って飲み切る前に缶を倒してしまい、机の上のものが色々台無しになった」(一例、フィクションを含みます)というような意見が当初からインターネット上に散見され、持ち運びに向いたZONeの登場が期待されていました。(かくいう筆者も、高校時代の時はそう思っていた組の一人である)
そして2022年11月、遂にリキャップ可能なZONeが誕生しました。


それが、HYPER ZONe(初代)です。
ハイパーゾーンとはあるがハル研究所の同名のゲームとは関係ない
当初は画像左のオリジナル500mL缶がVer.3.0.0へのアップデート(商品改良)を果たしたのと同時に発売され、しばらくの期間両者が併売されていました。(今思えば、これは実質的な市場調査を兼ねた試験販売だったのか?)


蓋がついた代わりに内容量こそ400mLに減少しましたが、カフェイン含有量はVer.2.0.0の頃から変わらず150mg/本、しかも価格を206円から198円(何れも税込み)へと改定する実質的な値下げの敢行(カフェイン含有量ではなく内容量で見れば、実質的な値上げとも言えるが)を行い、たちまちブランド内におけるシェアを従来500mL缶から奪っていきました。


そして、2023(令和5)年4月には発売から半年も経たずしてリニューアルを敢行し、2代目へ。
新たにゼロカロリータイプの"HYPER ZONe ZEROハイパーゾーン ゼロ"を発売し、それまでUnlimited ZEROアンリミテッド ゼロ(500mL缶時代のゼロカロリータイプ)が担っていた需要もカバーするようになりました。
これに伴い(実際の時期は不明ながら)Ver.3.0.0とUnlimited ZEROは両者に後を託す形で生産終了となり、HYPER ZONeシリーズがブランド内のメインストリームとなりました。


このリニューアルと同時に人気メディアミックス作品の"SPY×FAMILY"とコラボしたが、何がしたかったのかは謎

そして、同年10月30日には発売1周年を前に再度のパッケージリニューアル(とあるが、実際は風味の改良も行っていた可能性が大。 後日検証予定)を敢行し、記事公開地点での現行製品となる3代目に。
PRキャラクターになぜか「霊長類最強女子」の異名を持つ元女子レスリング選手の吉田沙保里を起用したWebCMは今でも覚えている方が多いでしょう。


時系列は前後しますが、2023年の年始頃から突如として国内主要都市の駅前や各種イベントなどにてHYPER ZONeの街頭サンプリングを、しかも(コレクター視点では)あろうことか配布専用デザインのものを用意しつつ開始しました。
この施策は2度のリニューアルを経た現在(2024年2月地点。 予告なく終了する可能性あり)も行っているので、興味が湧いた方は受け取りに行ってみてはいかがでしょうか。
筆者も(未だに記事化しない)YOASOBI電光石火ツアー追加公演Day1やル・ボラン カーズ・ミート 2023横浜などでお世話になった身である。


このような歴史を辿ってきたHYPER ZONeシリーズに、今年(2024年)ようやく新たな仲間が加わります。 それが、"HYPER ZONe WHITE PEACE / DARK INFERNO" です。
この記事では、DARK INFERNOをレビューしていこうと思います。 WHITE PEACEについては以下の記事をお読みください。



第二章: HYPER ZONe DARK INFERNOとは?(成分・パッケージチェック)

長ったらしい前置きはここまでにして、早速レビュー… と行きたいですが、その前に。
今回もZONe公式アンバサダーの「ぞん子」この記事の初版投稿よりも後に紹介動画をアップしています。そちらもご覧いただくとこの先の内容がより分かりやすくなるかもしれませんので、よろしければ是非ご覧ください。

それでは、現物を用いてHYPER ZONe DARK INFERNOをチェックしていきましょう。


HYPER ZONe DARK INFERNO
メーカー希望小売価格(税抜): 183円(税込198円)
店頭実売価格: 195円(非会員価格・税込、オーケー(スーパーマーケット) 横浜市内某店にて購入)

実売価格は参考です 店舗により変動する場合があります

正面デザインは以上の通り。
無印HYPER ZONe(以下、"オリジナル")同様の黒いベースはそのままに、見慣れた電源マークの後ろで爆発が起きているかのような、ド派手なデザインが印象的です。


よく見ると、爆発してるかのように見えるものは内容液の炭酸のようです。
視覚だけでなく「シズル感」という表現技法を通じて、味覚などにも訴えかけてくるデザインになっています。
この色合いで浮かび上がる炭酸飲料と言えば… アレしかありませんよね!?
ガラナだろ、って思った人はもれなく道民です


天面はボトル缶のため、いつものタブではなくキャップ。 紫から青色へのグラデーションが目を引きます。
そして、通常なら"←あける" となっているところには"POWER ON"の文字が。
ブランドのロゴであるお馴染みの電源マークにピッタリの意味合いです。
(これは側面にもある)
僕的にはNISSAN KICKS e-POWERの初期のTVCMの題名って印象が強いんですが


裏面は正面のロゴの縮小版と、各種成分などの表示のみというシンプルなデザイン。


これはすべてのHYPER系に共通することですが、本商品は1本あたりのカフェイン含有量が150mgと、国内のエナジードリンクではトップクラスの含有量のため、予期せぬ事故を避けるためにも、上記の表をよく読んで、正しくお飲みください。
筆者はとうにクリアしているのでこのまま行きますが。 というか200mg系のって今現在のにあったっけ


1本あたりに含まれている成分は以上の通り。
総エネルギー224kcal、炭水化物55.2g、うち糖類54gと、例によって


毎日の飲用は絶対しないでください。




カフェイン、アルギニン、パラチノース®の含有量は順に150mg400mg4g
これはオリジナルやZEROとも異なる数値ですが、同時発売のWHITE PEACEと共通の値です。

ところで、この原材料、どこかで…





そう、コレです。
既に事前情報の記事をお読みになった方ならご存じだと思いますが、本作は事実上のA-G-I-Tアジトのアップデート製品となっております。
A-G-I-Tは大学生を中心に結成された『ZONe STUDENT BOOSTER』が主体となって開発された、確かクラフトコーラになり切れていない駄菓子屋のコーラ的な何かに近い味わいだったと思うのですが… まさかHYPERに転生するとは。
個人的にはあまり好きじゃなかったので、ちょっと不安です…


では、いつも通りタブを… じゃなくて、今回はフタをパキッと捻って、


グラスにたっぷり注いでから…


いただきます!!!!!!!!


第三章: 実飲してみて

※以下のレビューの条件はドリンクを冷蔵温度で、グラスに入れて飲んだ場合のものです。
飲用状況、及び個人の味覚差により、実際に感じられる風味は変化します。
ここに記載されている情報は、あくまでも参考としてのうえお読みください。
もし当記事を参考にしての飲用後に軽度または重大な健康被害が及んだとしても、執筆者は一切の責任を取りませんので、予めご了承ください。

それでは、HYPER ZONe DARK INFERNOの中味を、香り風味飲みごたえの3項目に分けて評価していこうと思います。

香り


評価: ★★☆☆☆ (2/5: 可)
フタを開けると、予想通り(駄菓子屋の)コーラっぽい感じなカラメルの香り。
しかし薄い。 これ大丈夫か… ? と思いましたが、(一応フタを閉めて後戻りできるにもかかわらず)とりあえず飲み進めることにします。


風味

評価: ★★★☆☆ (3/5: 普)
一口含んでみると、これまた予想通りのコーラ風味… なのだが炭酸が多少強すぎて、最初のうちはあまり味が感じられないという。
少し待ってから飲むと、ちゃんとコーラの風味がするのですが… 良くも悪くもフツーのコーラという感じ。 炭酸のシュワシュワ感だけに頼るのではなく、風味自体にもパンチのある味付けをしてくれればなお良し、と言えたのですが…。
まあ、A-G-I-Tよりかは大分普通のコーラになったと思います。 ここでは試していませんが、氷を入れて飲むとまた違った味わいになるはずです。


飲みごたえ

評価: ★★★★☆ (4/5: 良)
しかしながら、飲みごたえの面ではA-G-I-T比で強化された(と思っている)炭酸がいい感じに口の中で弾け、上述の無個性にも程があるコーラ味を補強する、気持ちいいアクセントになります。
そもそもコーラって(クラフトコーラを除き)あまり味わって飲まずに、炭酸の感覚と程よいスパイシーさでリフレッシュするための飲み物だと個人的に思っているので、これはこれでいいのかもしれません。


※プライバシー保護のため、画像に一部加工を施しています

恐らく、このような強化が施されたのは十中八九競合商品の存在があるからだと思います。
A-G-I-Tを全国一般販売するにあたり、「このままでは他社のものには勝てない」という思いが少なからず開発チームの中にあったと思います。
実際、炭酸の強さは他社のものと比べても遜色のない出来になっており、なおかつ価格、内容量、カフェイン含有量(230円(税込)、355mL、142mg)の視点では全てにおいて勝っています。
両者の(筆者の体を犠牲にした)比較対決は、また後日記事にしようと思います。


総合評価・感想まとめ

HYPER ZONe DARK INFERNOをまとめると…

・『闇の業火』という意味の名前通りの、濃厚かつ気持ちいいほどの強炭酸コーラフレーバー。 ただ炭酸が主になりすぎており、肝心の風味自体は無個性のまま

・ZONeブランド的な観点で言うとA-G-I-Tのアップデート品。 しかしながら競合商品と十分戦える商品力を含め、全体的に強化されたという印象

・コーラ飲料が好きな方や、A-G-I-T推しの方にお勧め。 だが現状通年販売なのか、それとも期間限定販売なのかが不明なため、気に入った場合は必要量の買いだめを推奨

総合評価: ★★★☆☆ (3/5: 普)


最終章: おわりに


似たような風味の方々。

個人的には、今回の新作の一つであるDARK INFERNOはA-G-I-TをHYPERに持ってきただけで、実のところあまり変わっていないのではないのかと思っていましたが… とりあえずその予想は多少外れてて一安心しました。
… ただ、過去にも言った"完全新規のフレーバー"には依然ほど遠いかなと感じました。
先ほど述べたとおり、競合商品にもコーラフレーバーのものが存在するので、また次回以降にでも比較検証してみようかなと思います。


今回の記事は以上となります。 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

参考リンク

ZONe ENERGY 公式サイト

HYPER ZONe WHITE PEACE & DARK INFERNO 2024.02.27新発売!


初版作成 2024年2月26日

改訂Ⅰ: 2024年2月26日