新作レビュー: #HYPERZONe #WHITEPEACE ― あるいは映画のような転生劇か、それとも… #ZONeエナジー
HYPER ZONe WHITE PEACE & DARK INFERNO
— ZONe ENERGY (@zone_energy_jp) February 26, 2024
2023.02.27 NOW ON SALE⚡️
圧倒的に美味い平和と地獄 本日新発売⚡️ pic.twitter.com/9A2y8GBls4
※本記事はプロモーションを一切含みません。
murata.(むらた)です。 今回は2024(令和6)年2月27日に発売されるHYPER ZONeとしては久々の新作の一つ、 HYPER ZONe WHITE PEACEをレビューしていこうと思います。
なお、内容には味のネタバレが含まれていますので、読者ご自身による実飲前での閲覧には十分お気を付けください。
はじめに
読者の方へのお願い
私が投稿した記事の内容の一部、またはそのすべて(スクリーンショット等含む)を外部サイト等に転載することは絶対に行わないでください。
無断転載を確認した場合、法的措置等を含む然るべき対応をさせて頂く場合があります。
そもそも「ZONeエナジーって何？」という方は、まずこちらの記事の第一章をお読みください…
同時発売の"HYPER ZONe DARK INFERNO"の紹介記事もアップしています。
よければこちらも読んでいただけるとありがたいです。
第一章: その前に『HYPER ZONe』って何？
(※この章の内容は、同時投稿のDARK INFERNOの記事のものと同一です。 先にそちらの記事をお読みになった方は、この章を読まず、目次から第二章へとお進みください。)
そういえばこれまで取り上げてきたのっていずれも500mLロング缶だったよな… ってことで。
この記事を読んでいる方の殆どがご存じだと思いますが、HYPER ZONeは2022(令和4)年11月より販売されている、現地点におけるZONeシリーズのメインストリームを飾る製品群です。
これまで、ZONeシリーズは(2023年まで)競合他社と同価格でありながら、500mLの大容量という最大のアピールポイントで、新規のブランドにもかかわらず多くのシェアを奪っていきました。
しかし、その容器は通常のステイオンタブ方式、つまり"開けたら終わり"と言える方式であり、一度開けたら再度フタをすることができないという見方によっては最大の欠点になりうる特徴がありました。
当然ながら、「大容量なのは助かるがせめてフタをして持ち運べたら」、「誤って飲み切る前に缶を倒してしまい、机の上のものが色々台無しになった」(一例、フィクションを含みます)というような意見が当初からインターネット上に散見され、持ち運びに向いたZONeの登場が期待されていました。(かくいう筆者も、高校時代の時はそう思っていた組の一人である)
そして2022年11月、遂にリキャップ可能なZONeが誕生しました。
それが、HYPER ZONe(初代)です。ハイパーゾーンとはあるがハル研究所の同名のゲームとは関係ない
当初は画像左のオリジナル500mL缶がVer.3.0.0へのアップデート(商品改良)を果たしたのと同時に発売され、しばらくの期間両者が併売されていました。(今思えば、これは実質的な市場調査を兼ねた試験販売だったのか？)
蓋がついた代わりに内容量こそ400mLに減少しましたが、カフェイン含有量はVer.2.0.0の頃から変わらず150mg/本、しかも価格を206円から198円(何れも税込み)へと改定する実質的な値下げの敢行(カフェイン含有量ではなく内容量で見れば、実質的な値上げとも言えるが)を行い、たちまちブランド内におけるシェアを従来500mL缶から奪っていきました。
そして、2023(令和5)年4月には発売から半年も経たずしてリニューアルを敢行し、2代目へ。
新たにゼロカロリータイプの"HYPER ZONe ZERO"を発売し、それまでUnlimited ZERO(500mL缶時代のゼロカロリータイプ)が担っていた需要もカバーするようになりました。
これに伴い(実際の時期は不明ながら)Ver.3.0.0とUnlimited ZEROは両者に後を託す形で生産終了となり、HYPER ZONeシリーズがブランド内のメインストリームとなりました。
このリニューアルと同時に人気メディアミックス作品の"SPY×FAMILY"とコラボしたが、何がしたかったのかは謎
そして、同年10月30日には発売1周年を前に再度のパッケージリニューアル(とあるが、実際は風味の改良も行っていた可能性が大。 後日検証予定)を敢行し、記事公開地点での現行製品となる3代目に。
PRキャラクターになぜか「霊長類最強女子」の異名を持つ元女子レスリング選手の吉田沙保里を起用したWebCMは今でも覚えている方が多いでしょう。
時系列は前後しますが、2023年の年始頃から突如として国内主要都市の駅前や各種イベントなどにてHYPER ZONeの街頭サンプリングを、しかも(コレクター視点では)あろうことか配布専用デザインのものを用意しつつ開始しました。
この施策は2度のリニューアルを経た現在(2024年2月地点。 予告なく終了する可能性あり)も行っているので、興味が湧いた方は受け取りに行ってみてはいかがでしょうか。筆者も(未だに記事化しない)YOASOBI電光石火ツアー追加公演Day1やル・ボラン カーズ・ミート 2023横浜などでお世話になった身である。
このような歴史を辿ってきたHYPER ZONeシリーズに、今年(2024年)ようやく新たな仲間が加わります。 それが、"HYPER ZONe WHITE PEACE / DARK INFERNO" です。
この記事では、WHITE PEACEをレビューしていこうと思います。 DARK INFERNOについては以下の記事をお読みください。
第二章: HYPER ZONe WHITE PEACEとは？(成分・パッケージチェック)
長ったらしい前置きはここまでにして、早速レビュー… と行きたいですが、その前に。
今回もZONe公式アンバサダーの「ぞん子」がこの記事の初版投稿よりも後に紹介動画をアップしています。そちらもご覧いただくとこの先の内容がより分かりやすくなるかもしれませんので、よろしければ是非ご覧ください。
それでは、現物を用いてHYPER ZONe WHITE PEACEをチェックしていきましょう。
HYPER ZONe WHITE PEACE
メーカー希望小売価格(税抜): 183円(税込198円)
店頭実売価格: 195円(非会員価格・税込、オーケー(スーパーマーケット) 横浜市内某店にて購入)
正面デザインは以上の通り。
国内のエナジードリンクではあまり見られない(モンエナのウルトラ？ 知らん)白色がベース。
いつもの電源マークの周囲を青や水色の大きな渦が巻いており、その付近には同色の水玉模様が浮かんだ、ポップで明るく、かつどっかで見たことがあるような気がしなくもないデザインになっています。
これまでのHYPER系とは異なり、メインの文字色は青色で、WHITE PEACEのみ赤色となっているのも目を引くポイントです。
天面はボトル缶のため、いつものタブではなくキャップ。 紫から青色へのグラデーションが目を引きます。
そして、通常なら"←あける" となっているところには"POWER ON"の文字が。
ブランドのロゴであるお馴染みの電源マークにピッタリの意味合いです。
(これは側面にもある)僕的にはNISSAN KICKS e-POWERの初期のTVCMの題名って印象が強いんですが
ただ、白い缶にブラックのキャップというのは全体的に少々浮いてるかなと。 先代までのHYPER ZONeや同 ZEROみたいに、側面に"HYPER ZONe"と書いてあったら少しはマシになっていたと思います。
裏面は正面のロゴの縮小版と、各種成分などの表示のみというシンプルなデザイン。
これはすべてのHYPER系に共通することですが、本商品は1本あたりのカフェイン含有量が150mgと、国内のエナジードリンクではトップクラスの含有量のため、予期せぬ事故を避けるためにも、上記の表をよく読んで、正しくお飲みください。筆者はとうにクリアしているのでこのまま行きますが。 というか200mg系のって今現在のにあったっけ
1本あたりに含まれている成分は以上の通り。
総エネルギー224kcal、炭水化物54.8g、うち糖類52.4gと、例によって
毎日の飲用は絶対しないでください。
カフェイン、アルギニン、パラチノース®の含有量は順に150mg、400mg、4g。
これは無印HYPER ZONe(以下、"オリジナル")や同 ZEROとも異なる数値ですが、同時発売のDARK INFERNOと共通の値です。
なお、今回はBiG AiRと同様にはっ酵乳と大豆多糖類が含まれています。
このため、本作にもアレルギー特定原材料として乳・大豆が含まれていることが明記されています。
これらの原材料に対しアレルギー反応を持つ方は、不測の事態を避けるためにも、本作を絶対に飲用しないようお願いします。
ところで、この原材料とパッケージデザイン、どこかで…
そう、コレです。
既に事前情報の記事をお読みになった方ならご存じだと思いますが、本作は事実上のDEEP DIVE Ver.1.0.920(以下、DEEP DIVE)のアップデート製品となっております。
DEEP DIVEは(当初はVer.1.0.0として)2020年から発売されている歴史のあるフレーバーで、(記事公開地点で)アップデートを経た現在も販売されているのですが… まさかHYPERに転生するとは。
個人的には全シリーズの中でも上位に入る味なので、どんな進化を遂げたのか、非常に楽しみです！
… つーか、このパッケージデザインマジで大丈夫なんですかね… ？？？？？ 怒られても知りませんよ？？？？？？？
というか、"WHITE PEACE"の"PEACE"って「カラダにピ(ry
では、いつも通りタブを… じゃなくて、今回はフタをパキッと捻って、
グラスにたっぷり注いでから…
いただきます！！！！！！！！
第三章: 実飲してみて
※以下のレビューの条件はドリンクを冷蔵温度で、グラスに入れて飲んだ場合のものです。
飲用状況、及び個人の味覚差により、実際に感じられる風味は変化します。
ここに記載されている情報は、あくまでも参考としてのうえお読みください。
もし当記事を参考にしての飲用後に軽度または重大な健康被害が及んだとしても、執筆者は一切の責任を取りませんので、予めご了承ください。
それでは、HYPER ZONe WHITE PEACEの中味を、香り、風味、飲みごたえの3項目に分けて評価していこうと思います。
香り
評価: ★★★☆☆ (3/5: 普)
フタを開けても、あまりはっ酵乳などの香りはしてきません。
これまでのDEEP DIVEを飲んできた身からすると、少々「あれ… ?」と思うかもしれませんが、逆に言えば一般的なエナジードリンクのイメージとは異なる、落ち着いた印象を与えます。
ただ個人的には"元祖"みたいに、もう少し強く効かせてほしかったなとは思います。
風味
評価: ★★★★★(5/5: 秀)
一口含んでみると、やはり予想通りのカル… ホワイトソーダ風味。
ただ、Ver.1.0.0からアップデートしてもなお若干の重たさが残っていたDEEP DIVEと比較しても、全体的に軽快かつ爽やかで、より優しい風味になっています。
ついついゴクゴクいってしまうので、この点に限って言えば(容器の都合上)400mLに減量したのがマイナスポイントになってしまいますが、そんなのはこの風味の前には些細なことでしょう。
というか、同じメーカーが製造販売する普通のホワイトソーダとほとんど同じ風味です。 黙って出されたらエナジードリンクだとは分からないほどに。
しかしながら、入手性の点ではWHITE PEACEに軍配が上がります。(普通の方は自販機限定で入っている機体が見つからないこともあるので)
ただ、価格や人体への影響的な視点では普通のホワイトソーダの方が勝っているので、どちらを選ぶのかはお好みで、といったところ。
飲みごたえ
評価: ★★★★★(5/5: 秀)
例によってDEEP DIVE、ひいてはこれまでレビューしてきたもの同様の微炭酸仕上げ。
ただ、DEEP DIVE比で飲用中の口当たり、特に飲み始めのそれが圧倒的にスムースになっており、この点もついつい飲みすぎてしまう点に拍車をかけています。… コレ実はけっこうヤバいんじゃね？
総合評価・感想まとめ
HYPER ZONe WHITE PEACEをまとめると…
・たぶん誰もが一度は飲んだことのあるホワイトソーダ風味。その優しい風味はまさに『白き和平』といったところ。
・ZONeブランド的な観点で言うとDEEP DIVEのアップデート品。 ただその中身は大幅な進化を遂げており、乳性ZONe群のなかでも史上最高傑作と言える風味に。
・ホワイトソーダ風味が好きな方や、DEEP DIVE推しの方にお勧め。 ただ現状通年販売か期間限定販売のどちらかは不明なため、気に入った場合は必要量の買いだめを推奨。
総合評価: ★★★★★ (5/5: 秀)
最終章: おわりに
個人的には、今回の新作の一つであるWHITE PEACEは予想通りのDEEP DIVEのHYPER版、といった感じでしたが、
「どうせ中身もDEEP DIVEの焼き増しでしょ… ?」
と予想していたのをいい意味で裏切られました。 サントリー、やればできるやん。
… ただ、過去にも言った"完全新規のフレーバー"には依然ほど遠いかなと感じました。
先ほども述べたとおり、これは乳性ZONe史上最高傑作と言っても過言ではない出来栄えなので、この記事を読んで気になった方は(発売日を迎えてから)すぐにでも最寄りのZONe取扱店へダッシュすることをお勧めします！
今回の記事は以上となります。 最後までお読みいただき、ありがとうございました！
参考リンク
ZONe ENERGY 公式サイト
HYPER ZONe WHITE PEACE & DARK INFERNO 2024.02.27新発売！
初版作成 2024年2月26日
改訂Ⅰ: 2024年2月26日