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地域福祉をもっと身近に①
皆様、こんにちは。
今週は地域福祉についてのお話です。
皆様は、地域福祉という言葉を聞くと、どのようなイメージを持たれますでしょうか?
博士課程では、高齢者福祉政策プログラム評価について研究しており、
また、4月より専門学校のほうでも、地域福祉について教えています。
noteを私自身のアウトプットの場として活用させていただきながら、
皆さんに地域福祉について身近に知っていただきたいと思い、これから少しずつ投稿していきたいと思います(^^)/
地域福祉とは?
地域福祉とは、少しお堅く言いますと、自立生活が困難な家族や個人が、地域において自立生活ができるように必要なサービスを提供することであり、そのために必要な物理的・精神的環境を構築するとともに、社会資源の活用、社会福祉制度の確立、福祉教育の展開を総合的に行う活動といえます。
地域福祉について、皆様も一度は耳にしたことがある、地域包括ケアシステムについて取り上げてみます。
地域包括ケアシステム
厚生労働省においては、2025年(令和7年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。
重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を実現していきます。
今後、認知症高齢者の増加も見込まれることから、認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも、地域包括ケアシステムの構築が重要です。
超高齢化社会と地域福祉
少子高齢化の進展等により、過疎化などの問題が生じ、地域の社会基盤の維持そのものが困難になっている地域や制度に問題が発生している状況があることは、皆様もご存じではないでしょうか。
人口が横ばいで75歳以上人口が急増する大都市部、75歳以上人口の増加は緩やかだが人口は減少する町村部等、高齢化の進展状況には大きな地域差が生じています。
超高齢化社会において、地域福祉は単に理念として語られるものではなく、地域住民の暮らしを安定させ豊かなものにしていくために、いかに十分に機能する施策、サービス、実践として構築することができているかが重要になってきます。
そこで、私はこの高齢者への福祉政策や地域福祉がうまく機能しているのか、またそれがどのように評価され改善されているのか、それに対して地域の方々は満足しているのかを研究しています。
皆様の地域はいかがですか?
家族やご自身が困ったとき、必要なサービスは受けることができていますか?
それに対して満足は行っていますか?
ぜひ、皆様が受けている地域福祉サービスについて振り返ってみてください♧
何か発見があるかもしれません✨
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