キン肉マンに学ぶエンゲージメント


最初に雑談です

2024年7月からキン肉マンの新シリーズがアニメ放送されるということで、ぼくはキン肉マンドンピシャ世代なのでめちゃくちゃ楽しみなんですよねー。

連載していたころは幼稚園から小学校低学年だったので、コロコロコミック派でして、ジャンプはリアタイでは読んでなかったんです。なのでコミックスやアニメ放送でキン肉マンを楽しんでました。

特に印象に残っているシーンは、夢の超人タッグトーナメント編ですかね。強い超人が二人で組んでさらに強くなるあの感じ、たまらないですね。
初めて「マッスルドッキング」を見たときの衝撃は今でも忘れてません。
「この世にこんな奇跡があるのか」と、目を輝かせていたのでしょう。

ということで、思い出補正もあるので真面目に読まないで欲しいんですが、今回はキン肉マンとビジネスにおける「エンゲージメント」について照らし合わせて語ってみたいと思います。

何度も言いますが、真面目に読まないでくださいね。

黄金のマスク編でいってみよう

キン肉マンも歴史が長く、色んなところから考察するとキリがないので、今回はシリーズで絞って考察してみます。ということで、「黄金のマスク編」をテーマに扱ってみたいと思います。

黄金のマスク編はファンの中でも人気のシリーズで、アシュラマンとサンシャインが初登場し、五重塔リングでそれぞれの正義超人が戦い、強敵・悪魔将軍との名勝負が描かれています。新必殺技の「キン肉ドライバー」が初披露されたのもこのシリーズでした。

そんな黄金のマスク編には、ビジネスにおける「エンゲージメントとは」を考えるに相応しいシーンがいくつかある・・・と思います。
実は書きながら考えるので、今の時点ではノープランですw
はたして、上手くまとまるんでしょうか・・・w

スニゲーター戦に見る「託してくれる人」

黄金のマスク編が始まり、黄金のマスクが悪魔六騎士という敵集団に盗まれ、それを取り返すためにキン肉マンは単独で戦いに挑みます。
最初の相手はスニゲーター。苦戦を強いられるもなんとか勝利。しかし、勝利したあとにキン肉マンも力を使い果たして倒れ、なんと死んでしまいます。

しかし、ウルフマンという千代の富士をモチーフにした正義超人が、キン肉マンに超人パワーを託して、自分が死んでキン肉マンを助けるんですね。

キン肉マンが死んだとき、カナディアンマンだったかな?「俺たちはどうなるんだ!」とクレームを言いますが、ウルフマンは「キン肉マンは俺たちのために戦ったんだぞ!」と叱責して、命を賭してキン肉マンに未来を託しました。

色んな取組みを行ってもカナディアンマンみたいな人はいます。しかし、一方でウルフマンみたいな「期待して託してくれる人」を簡単に創出することは難しいです。「何もしない人」には何も期待しないはずですから。
キン肉マンは、
人のために動いてた人だから、ウルフマンは心を動かされた」
のだと、ぼくは思います。

組織も「体裁のいい言葉だけ」では人の心は動かないと思います。行動が伴ってこそ、社員や顧客の心は動くのではないでしょうか。

サンシャイン戦にみる「多様性」

一つのエピソードでかなり長くなってしまったw
ちょっと巻きますねw

その後も戦いを繰り返し、最後のサンシャイン戦ではジェロニモという青年がサンシャインと戦います。しかし、ジェロニモはお世辞にも強いとは言えませんでした。戦いのさなか、「こいつ、超人じゃないんじゃないか?」という疑惑が出てしまいます。そこでジェロニモは「たしかにオラは弱いけど、それは失礼ずら!」と言って、根性で強敵に立ち向かいます。
最初は「人間じゃないのか」と疑ってた超人たちも、その姿をみて「仲間」として応援しだします。

最後には強敵サンシャインに勝利しますが、ジェロニモも無事ではなく、正義超人たちが超人パワーを分けようとするも、ジェロニモは受け入れず、「だってオラは人間だから」と、真実を告白しました。

現在では「多様性」という言葉が飛び交ってますが、当時はそんな言葉はなかったけど、学びがそこにはありました。

人と違う部分があることに違和感をおぼえるのはそれは当然の感情です。
しかし、それと「仲間であるか否か」は全く別物です。
しかし、ジェロニモも劣等感を抱きながらも、「俺を仲間として扱ってくれ!」という態度を示していたからこそ、みんなは「仲間」だと信じたし、結果ジェロニモが人間だと知ったとしても、そんなことは些末な問題になりました。
お互い寛容であれ」
という教えだと、ぼくは考えます。「あの人は差別主義者だから」と否定するのは簡単ですが、そこに歩み寄りは生まれないと思います。

長くなったのでむすびます

シリーズを絞ったのにこの長さw
最後の悪魔将軍戦ではもっと語りたいことがあるんですが、いったんここで諦めます。

ということで、ノープランで「キン肉マン」と「エンゲージメント」を無理やり結びつける遊びをしてみましたが、努力・友情・勝利がテーマになってるので、今の時代で結び付けようとすると、パワハラになりかねないので取り扱い注意ですね。

でも、この2つのエピソードを通じて得た学びとしては、
・人を動かすには自分が動いてみせること
・能力差などに左右されず、寛容に接するべし

というところでしょうか。

当たり前のようでいて、実は難しかったりします。

最近ですとDXやら省力化やらが叫ばれているので、ITリテラシーがそんなに高くない人に対して「能力が低い」と思いがちです。
でも、そんな人が災害時にめっちゃ活躍するかもしれないんですよ。
また、平時においても「弱者の気持ちを知る人」であるかもしれないので、ちゃんと歩み寄って考えることは大事なことだと思います。

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