村元英明

株式会社GlowVient代表 スマートホーム等のIoT設備導入、kintone、DataSpider導入及び活用支援、運用保守支援の運用設計支援などの不動産賃貸管理業特化型のDX推進、業務改善コンサルティングを行っています。

村元英明

株式会社GlowVient代表 スマートホーム等のIoT設備導入、kintone、DataSpider導入及び活用支援、運用保守支援の運用設計支援などの不動産賃貸管理業特化型のDX推進、業務改善コンサルティングを行っています。

最近の記事

hive登壇者から学ぶ七英雄の失敗とは

CybozuDays2024に行ってきた 早速ですが先週11/7~8に幕張メッセで開催された「CybozuDays2024」に行ってきました。ぼくは2日間終日でドップリと参加してみようと思い、宿泊予約もして向かったのですが、1日目の途中で急遽MTGが入り、そこでメチャメチャ大きな案件をご発注いただける話になりまして、その関係で途中から離脱しつつ、宿泊施設に缶詰め状態で仕事してましたw まぁ案件もkintone絡みということで、CybozuDaysがもたらした幸運かも知れ

    • ネタバレの線引き

      ネタバレしやすい世の中に 今回は「ネタバレ」について語ってみたいと思います。 ネタバレ・・・嫌な言葉ですねー。 楽しみにしている映画のオチが先にわかってしまうってショックですよね。「ネタバレ」の発祥はいつかというと、これは広義すぎるので「いつ」を検証する術はないと思います。 が、いわゆるゲームや映画などのエンターテイメントコンテンツで一般人が「ネタバレ」に対して過敏になり始めたのは、ぼく個人的な見解ですが、「シックス・センス」という映画から発端し始めたのではないかと思っ

      • なぜ勉強するのか?

        娘に行っている授業の内容を公開 我が家には小学4年生の娘がおりまして、毎週日曜日に「お父さんの授業」というのを定期的に行っています。 内容的には「学校では教えてくれない大事なこと」として、大半は「お金」を扱った授業をやることが多いです。お金はどうやって手に入れるのか、お金を増やすにはどんな方法があるか、投資はどういうものなのか、お金にまつわるトラブルとかですね。 他には、民法を始めとした法律のお話を子供目線でなるべくわかりやすく教えたり、SNSの使い方、地震等の災害に

        • プラグイン導入姿勢からみる推進マインド

          kintone導入支援で思うこと 複数の企業様と取引をしていて、kintone開発支援をしているんですが、会社によって性格があるなーとつくづく思います。 どっちがいいとか悪いとかではなく、なるほどーという感じで、経験則から得た傾向を語れればと思います。 まず、kintone導入支援にあたって切っても切り離せないのは「プラグイン等の周辺支援ツール」です。kintoneはそれだけでも充分にすごいツールだと思いますが、プラグイン等を活用することで更に利便性が上がります。 で

          インターホンの進化停滞を紐解く

          「集合玄関機」といいます マンションのエントランス部分にあるインターホンシステム。日本語では「集合玄関機」というのですが、逆にわかりづらいですね。 インターホンと言いましょう。インターホンにも色々あって、エントランスで呼び出して自動ドアを開ける「オートロック式インターホン」もありますし、玄関先で鳴らして呼び出す「玄関インターホン」もあります。昔は「呼び鈴」と呼ばれてましたね。 今回この「オートロック式インターホン」を「インターホン」と呼びます。 今後「インターホン」とい

          インターホンの進化停滞を紐解く

          本当に税金を無駄遣いしている人は誰か?(カスハラ防止条例について語る)

          カスハラ防止条例可決 2024年10月4日のニュースで東京都で全国初のカスハラ防止条例が可決されました。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC0141C0R01C24A0000000/ カスハラは「カスタマーハラスメント」の略で、簡単に言うと「悪質なクレーマー」ですね。小売業だけでなく学校や省庁でもこのカスハラには苦しめられており、それに掛かるコストや従業員のメンタル負担は相当なものです。この条例が可決されることによって、店員が

          本当に税金を無駄遣いしている人は誰か?(カスハラ防止条例について語る)

          申請・承認のプロセスをゼロベースで見直すには

          申請と承認 仕事ではたくさんの「申請と承認」がありますね。 大変重要なプロセスです。 kintoneでも「プロセス管理」という機能があり、簡単にこの「申請と承認」を作ることができます。kintoneの優れているところはこの「プロセス管理」を「申請と承認」に限ってないところですね。「申請者」とか「承認者」といった名前定義ではなく「作業者」としている点も自由度を上げていますね。 業務効率化を考えるシーンではこの「申請と承認」のプロセスを見直すことが多いです。要は「無駄な申請

          申請・承認のプロセスをゼロベースで見直すには

          仮説:真の課題は「初老害」の存在

          まず、老害という言葉について思うこと タイトルの説明は一旦おいておき、「老害」という言葉がありますよね。ぼくはこの「老害」という言葉があまり好きではないです。 理由は明確で、ほとんどの高齢者は害ではないからです。 よく「IT普及の足を引っ張っているのは高齢者がついていけないから」という論がありますが、ぼくはこれを真っ向から否定しています。 そしてタイトルで定義している「初老害」とは、高齢者の一歩手前、50~60代の人が「本当に足を引っ張っている張本人なのでは?」というお

          仮説:真の課題は「初老害」の存在

          年末調整は廃止すべきなのか?

          廃止するメリットって何なの? 自民党総裁に立候補している河野太郎さんが総理になった際の政策として打ち出している一つに「年末調整の廃止、全国民が確定申告をする」と言っており、炎上しているようですが、まぁ反対している人の意見には「裏金問題の棚上げ政策だ」とか「まず自民党の問題を片付けろ」とか、論点すり替えの反対意見が多くて、具体的に「年末調整の廃止のどこが問題か」の言及が少ない印象があって、うーん日本的だなぁと思ってます。 では「年末調整の廃止」を打ち出している河野さんには

          年末調整は廃止すべきなのか?

          仕事は「降る」ものか「取る」ものか

          仕事との向き合い方 仕事が多くて忙しくてもう嫌だ そんな考えを持って日頃を過ごしている方はたくさんいらっしゃると思います。 業務効率化や運用改善をコンサルとして仕事をしているので、そういう環境から脱却して欲しい。という気持ちは当然強いのですが、一方で「仕事との向き合い方」というのも重要なのかなと思っています。 ぼくはずっと会社員として仕事をしてきて、今は独立起業して一人で仕事をしているのですが、基本的な考え方としては会社員でいるときの仕事は「降ってくるもの」というイメー

          仕事は「降る」ものか「取る」ものか

          「プリキュア無双」はなぜ出ないのか真剣に考える

          無双シリーズが好き 今回はただただゲームの話をしていくんですが、「無双シリーズ」というのがありまして、これがぼくは大好きです。 もともとは三国志の武将たちが戦争で敵をバッタバッタとなぎ倒していく爽快感が売りの「三国無双」というゲームが25年くらい前にプレイステーションで発売され、今でも人気シリーズとなっており、派生して日本の戦国武将を使った「戦国無双」が発売され、これも超ヒット。 そこから「無双シリーズ」というジャンルが確立され、他の作品を題材にした無双シリーズもどんど

          「プリキュア無双」はなぜ出ないのか真剣に考える

          時給2500円募集に見る人材不足の実態

          遊園地は楽しい 那須ハイランドパークで時給2500円の「プラチナバイト」と称する募集を行い、10名枠のところ100名超の応募があったということで話題になっています。 余談ですが、ぼくは遊園地が大好きで、特に絶叫マシンが好きですね。 10歳の娘も絶叫マシンが好きで、富士急ハイランドの高飛車やええじゃないかも余裕で乗ります。 年齢のせいか、ぼくが「1回乗れば充分、うぇっぷ・・・」という感じなんですが、娘は何回も乗りたいというので、割としんどかったりしますw そんな遊園地

          時給2500円募集に見る人材不足の実態

          kintone研修の目的探し

          講師をすることになりました 取引先企業様から相談を受け、その会社の社員向けにkintone研修の講師をすることになりました。そこで事前MTGで話した内容をもとに、kintone講習に向けて大事そうなことを書いていきたいと思います。 もちろん、kintoneに限らずな部分もあると思います。 また、予め伝えておくとぼくは「講師のプロ」ではありません。ただの「話したがり」なので、話半分、参考程度に読んでもらえたらと思います。 研修の規模 まず基本情報として研修の規模や、

          kintone研修の目的探し

          兼業が進まないのはなぜだ?

          兼務ってなんだ? 副業や兼業を推奨していく上でこの「兼務」という存在がすごく邪魔だなーと感じています。企業にとって都合が良すぎる制度ですよね。 よく名刺交換で見かける、  DX推進部 グループ長  兼 商品企画部 課長  兼 営業統括部 課長 みたいな肩書き、「大変そうだなー」と思う反面、「いい感じに利用されてるなー」と思ってしまいます。 この兼務って会社側の都合しか考えてない悪しき文化で、兼業と兼務を語る上でこの兼務を悪者として整理するとわかりやすくなりますw ※

          兼業が進まないのはなぜだ?

          質問力を鍛えよう(研修内容紹介)

          こんな研修を行いました 先日、取引先企業様からの依頼で、新入社員向けの研修を行いました。 テーマは「質問力を鍛えよう」というもので、長い期間行われる業務研修の1コマ(1時間)を業務改善コンサルという立場からファシリテートするという役回りをいただきました。 講師という専門職ではないですが、こういう機会をいただいたので、せっかくなのでチャレンジしてみようということで快諾し、実際に行った内容をnoteでもアウトプットしたいと思います。 実際の内容 実際に行った研修内容をス

          質問力を鍛えよう(研修内容紹介)

          情報共有を目的化しないように

          よくある光景 大きい企業様と取引をしている中で、よく目にする光景ですが、MTGに大勢出席されるけど、主要人物以外は一言もしゃべらないというケースが多々あります。 また、先日あった話ですが、とあるインシデントの対応を行った際に、 「今後のためにわかるようにしておきたいので詳細を教えてほしい」とMTGをセットされ、詳細を説明し、「手順書を作って」と言われたので、ドキュメントを作成して提供したんです。 その翌日に全く同じ原因のインシデントが発生したとき、担当者はドキュメント

          情報共有を目的化しないように