2014年『イデアは言葉を話さない』1
この年は2大都市 京都と東京での個展を開催。また3部作個展としての始まりでした。タイトルの"イデア"とは哲学者プラトンの言葉であり目に見えるものではなく心の目によって見る形を意味する。そして、その形には言葉が存在するわけではなく、誰にも正解を持つことができないという意図からこのタイトルがつけられた。
またこれまでモデルの起用を避けてきたのだが、展示としての作品には初めて人が使われた。それをモデル(人)という認識ではなくモデル(形)という位置付けだった。
無機質さの中に光を差し込むような
おぼろげに、曖昧な言葉をささやくように
そして、それを夢の中だと認識するような
『 idea 』
この1枚から2014年は形成された
想像させること、想像すること
それを根底にして活動してきた最初の集大成である個展
視界が夢に落ちていくような、そんな作品ができたと思ってる
次回・part 2に続きます。
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