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Jogは1回で走るのと複数回に分割して走るのはどちらがよいか?

 ジョグなどの低強度運動の最も重要な目的は「1日あたりの運動に使えるエネルギーを増やすこと」にあると述べました(前記事)。この目的の達成を考える上では1日全体で必要な走行距離が確保できればよいことになりますので複数回に分けて走ることは疲労の蓄積を抑えながら運動量を確保する有効な手段でしょう。運動時間によって消費されるエネルギー基質が若干異なる(例えば、運動時間が長いと脂質の比率が高まる)といったことがありますが長い目で見ると些細な問題と考えています。さらに言えば、走るという運動にこだわる必要はなく、歩く、泳ぐ、(自転車を)こぐ、なども選択肢に入れ、最も重要な効果(1日あたりの運動に使えるエネルギーを増やすこと)を得られるように進めると良いでしょう。
 とはいえ1回で走ることのメリットもないわけではありません。メリットとしては分割する場合に比べて脂質の消費量が多くなることやより多くの筋繊維へ刺激を与えられることなどがあるでしょう。よって1回で長い距離を走ることの「単独の」トレーニング効果は大きいと思われます。しかしながら、これは同時に疲労を大きくすることも意味します。トレーニングは1日もしくは1回の効果ではなく長期間の総合的な効果に着目することが重要であるため、低強度運動以外の日に行っている(高強度)トレーニングの負荷(それによる疲労)を考慮してバランスをとるべきでしょう。具体的には、高強度トレーニングで十分負荷がかかっており疲労過多になっている時は適度に分割して疲労をそれ以上蓄積させないようにかつ運動量を確保する方法を模索すべきです。逆に高強度トレーニングの負荷が不足している場合、まとまった距離を走ることである程度補える部分はあるかもしれません。また、マラソンのような数時間にわたるレースが目標となる場合は1回に長い時間走るというトレーニングは精神面も含めた効果が期待されます。この能力が不足するランナーにとっては有効な手法になるでしょう。

と書いてみた上で、ライバルサービスのChatGPT3.5にも聞いてみました。

ほとんど同じこと言ってますね・・・笑
よろこんでいいのやら😅