見出し画像

映画「魔鬼雨」レビュー「ボーグナインの貫禄の演技と凄まじい溶解描写だけが見所の退屈な映画です」。

300年前,堕天使ルシファーを崇める悪魔教の
大神官コービス(アーネスト・ボーグナイン)は
裏切り者に黒い聖書…悪魔のアドレス帳を盗まれ,
ルシファーの住所が分からず連絡が不能となって
キリスト教の神父と群衆に焼かれたが,彼は死んでいなかった。
彼は裏切り者の一族郎党に呪いをかけ執拗に黒い聖書の行方を追う。
裏切り者末裔マーク(カーク艦長ことウィリアム・シャトナー)は
コービスの手に落ち,生気を失った悪魔教信者となる。
マークの弟トム(エイリアンのダラス船長ことトム・スケリット)は
恋人ジェリーと共に兄の行方を追うが…。

初見。退屈で眠たくて死にそう。
ボーグナインの貫禄の演技とルシファーが乗り移った
牡牛メイクとクライマックスの魔鬼雨による凄まじい溶解描写だけが見所。
オマエは幾ら頑張っても「エクソシスト」にはなれん。
ウィリアム・シャトナーは「スタートレック」,
トム・スケリットは「エイリアン」だけの人だって良く分かる。
俳優に関してはボーグナインしか褒める箇所が無いのだ。
吹替はボーグナインが雨森雅司さんか富田耕生さんなら良かったのに。
吹替ですら観る気が起きない体たらくだ。
金の無駄,時間の無駄だった。

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?