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「日本沈没」「ヴァイラス」「シン・ゴジラ」…来週TV放映される映画は(僕的に)傑作揃い!張り切ってプレゼンしますよ!」

来週は僕的な傑作映画が3本もTV放映されるのでプレゼンします。
1.日本沈没(12/5(火)1:00PM-NHK BS)
小松左京原作の同名小説の映画化
登場人物は「キチガイ」を伏せる事なく連呼するわ,
小松左京さん,藤岡弘,さんが出演するわと見所満載なのですが,
真の見所は「鎌倉の老人」の
「(日本は)このまま何もせん(で沈むに任せた)方がええ」
例え「日本」がなくなっても
日本人が世界中に散り散りバラバラの難民となってでも
生きるのが重要と国体より国民を尊ぶ考えが素晴らしいのです。
勿論特撮映画としても素晴らしく東京に大地震が起こった地獄絵図は
折に触れて思い出したい名場面ですね。

2.ヴァイラス(12/7 1:40PM テレ東)
宇宙の彼方より飛来した電磁波状の知的生命体がロシアの宇宙ステーションをハッキングし
南太平洋上を航海中の同国の衛星データ解析船に侵入した。
一定の姿形を持たない知的生命体はコンピュータから地球に関する知識を猛スピードで蓄え,
人類こそ地球に巣食う病原菌(VIRUS)と結論し,
これを排除すべく人間の血肉と機械とで自らの体を構築し始める。
人類は,この「新たな神」に成す術はあるのだろうか?

アメコミを原作とするコミカルな展開は,大の大人が漫画に夢中になる本邦でも受け入れ易いのではなかろうか。
1999年米国本国/本邦公開と言うホラーマニアックス的には比較的「最近」の映画に当たり,
1980年代とは違い,音源を広く一般に募集する迄も無く,
VHSビデオ版吹替とTV放映版吹替の2種の吹替が比較的容易に揃ってしまう恵まれ振りに若干複雑な思いがしないでもない。
2種の吹替の内,「豪華度」で言えばTV放映版が勝っていて今回放映されるのもTV放映版。
堀内賢雄,家弓家正,大塚芳忠,江原正士,玄田哲章といった
「吹替ドリームチーム」の集結に心躍らせるのは僕だけではないだろう。

強欲さ故に人間の血肉と機械とで構築された「醜悪な神」に
取り込まれてしまう船長役はドナルド・サザーランド,
勿論フィックス声優は家弓家正と
両雄の貫禄の演技の大船に乗った様な安心感に身を任す。

ジェイミー・リー・カーティスが
「エイリアン」の̪シガ二・ウィーバー宜しく奮戦してます。
ドナルド・サザーランドやジェイミー・リー・カーティスといった
「1970年代に活躍した俳優」が
1999年に気張って活躍する姿にジジイの僕は泣けるのです。

画質音質共に何ら申し分なく何らストレスなく映画を満喫出来る事を保証してレビューを終えたい。

3.シン・ゴジラ(12/8(金)1:00PM- NHK BS)
庵野秀明監督の映画ですね。
詳しくは超気合い入れて書いたばかりの拙レビューをお読み下さい。


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