いい人ではなく、大切にされる人になる
昨日、恵比寿新聞の高橋さん主催で地域新聞ネットワークの新年会があった。
恵比寿新聞は、2009年から始まったローカルメディアだ。
高橋さんは編集者独自の目線で恵比寿の魅力を発信している。
世相や時代を読むような記事は書かない。あくまで編集者の高橋さんから見えている視点が紹介されている。
恵比寿新聞みたいにうちでもやりたい!と派生していった地域新聞は、この10年で新しい展開になっていくだろう。
新年会で話していたこと、主に2つ
1:いろんな地域新聞の編集者を増やす。
2:持続性を持った取り組みにする。仕組み化させる。
というのも、これまで高橋さん以外、なかなか持続的な事業にできなかった。
半年も経たずに閉じてしまう地域新聞も多かった。
何が違うのだろうか?と思って、高橋さんと最後に二人で話をした。
そのとき、個人的に良いなあと思ったこと1つ。
いい人にならない、ってことだ。
例えば、何かをお願いされて、安くで引き受ける、または無償で引き受ける。
すると次も、次も、それが当たり前にようになる。相手も、それが普通になる。
高橋 いい人は、いっぱいいる。だけど、いい人はいい人でおわる。それよりも、まずは自分の現状だったり、相手に自分の価値を知ってもらうコミニュケーションをすること。お互いに育みあう関係になれるようにすること。
つまり、ただ無理ですと断るのではなく、伝え方がすごく大事って話。
もちろん、無償で「やりたいぜ」って思った時はそれでいいと思うけど、"お互い"が育っていかない。
それで断るような相手だったら、関わる前にフィルタリングできて、むしろラッキーと思いたい。
恵比寿新聞は人と出会う入り口であって、そこでマネタイズをしてない。
恵比寿新聞がきっかけでイベントや求人依頼など、そこから仕事が派生して、稼ぎが生まれていく。その時に、いい人だけで終わらない関わり方をしているんだな。
高橋さんは人と人との関わり方が絶妙だから、いい人で終わらず、大切にされる人になるんだなぁと思った。
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