「僕の本業はサッカー選手じゃない」という本田圭佑さんに納得した話
あなたの職業ななんですか?
はたまた、学生?主婦?ニート?
こういう価値観はいつかアップデートされて消えればいいにと思っている。
職業や肩書きで何かを語っても、「どんな人か」「何を考えている人」の方が人間的に魅力的だと僕は思っている。なんていうか、もっと手前の部分。
ゲーテの本田圭佑の連載「本田圭佑の言語論」が面白い。
特に「本田思考。①「本気で世界を平和にしたい、世界から貧困をなくしたい」」が良かった。
<本文から抜粋>現役の選手でありながら、カンボジア代表の実質的な監督をつとめ、さらに投資家でもあり、起業家でもある。本田圭佑の耳には、「本業に集中しろ」という声も届くのだという。
本田:そういう人に言いたいですね。僕の本業はサッカー選手じゃないですと。そもそも本田圭佑の本業は、本気で世界を平和にしたい、世界から貧困をなくしたいと思っている人間・本田圭佑。だからやりたいと思ったら、2足でも3足でも草鞋を履きますし、政治的なことでもちゃんと言いますよ。<中略>
本田:何をやるにもまずそこから考えて、自分が納得してからスタートします。大切なのは自分自身の動機であり、ものごとの本質。若い時は勢いでスタートして、あとから思考が追いつくようなことがありましたが、そうすると時間が無駄になることが多い。"そもそも"を考え、自分の真ん中を決めることで、迷わず進むことができるんです
"そもそも"自分は、何者なのか。"そもそも"なぜサッカーをやっているのか。そういう視点が常に本田圭佑の思考回路にある。
時間が無駄になることが多いから、”そもそも”を考える。
これって一見遠回りのようだけど、結構大事だよなぁ。
逆に決まったら、はやいのか。
我に返ってみる。
ではイラストレーター、南伊豆新聞、南伊豆くらし図鑑編集長を本業と捉えず、別軸の視点を持ってみたらどうだろ?
そもそも自分はなんでイラストを描くのか。
なぜ、ローカルで仕事をするのか。
あなたは、どうですか?
僕は、今年を振り返る、自分の毎年の年末行事「一人内省合宿」で考えてみます。
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