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鈴鹿ライフ#3|HEATアナリスト隊のお仕事
HEATに合流して2週間。
日々の仕事も、だいぶスムーズに行えるようになってきました。
新しい仕事は、何より現場で経験する事が一番だなと改めて実感。
On the Job Training
いわゆる、OJTってやつですね。
先週も、トラブル続きの1週間でしたが笑
まぁそれがアナリストっていう仕事なのかなと
やはり現場での対応力が求められます。
そんなアナリストの仕事内容。
実際どんなことをやっているのかを、今日は書きたいと思います。
7月のHEATは練習期だったため、毎日の主な仕事はこの3つ。
・練習映像撮影
・映像作成・共有
・練習データ(スタッツ)作成・共有
ぱっと見ると、アナリストとして今までやってきた仕事と全然変わらないのですが
HEATでは1つひとつの求められる『内容と質』が全然違いました。
特に練習の映像撮影。
練習映像のメインアングルは、ほぼドローンで撮影。
練習メニューによりFW・BKなど2グループに分かれるときは、グラウンド上を2台のドローンがブンブン飛び交います。
ドローンは前チームでも飛ばしておりましたので、操作は問題ないのですが
HEATに来て求められる事は、同時にいくつものことをやるスキル。
ライブキャプチャと言って、ドローンの映像をそのままPCの分析ソフトへ送りこみ
ドローンを操作しながらライブで数字(スタッツ)を出して、インカムでコーチ陣へフィードバック。
ドローンのバッテリー交換も忘れずに。
この作業が、最初は非常に難しかったです。
(現在も完璧には程遠いですが・・笑)
いろんな方向に意識を向けて、いくつもの仕事を同時にやるのは
本当に集中していないと出来ないので
慣れるまでは、毎回汗ダラダラのボタボタでした笑
でもこれができるようになると・・
コーチ陣は数字を聞いて、練習中にチームの現状を把握でき
練習時間内に、的確な修正・改善へのアプローチをすることができます。
ですので、現場で活きるアナリストになるには、必ず身につけたいスキルのひとつかなと思っております。
あと、この作業は天候との戦い。
雨が降ったらドローンは飛ばせませんし
逆にカンカン照りの日に、PCを日光に当たる場所へセッティングしてしまったら、オーバーヒートの原因にも。
特に今の時期は朝練習を行っているので、僕の今の敵は
『朝日』の野郎
です。
朝日の日差しにやられて、PCが固まってしまったことも。。
まさに『天敵』です。
練習後には、ドローンやカメラ、アクションカムで撮影した映像をまとめてコーチ・選手へ共有します。
そこから、練習中に取れなかった必要な数字をスタッツ化して、コーチミーティングで報告。
ここでのスタッツの報告も、ただ数字を伝えるだけではなくアナリストからみる考察や、映像とリンクした質的要素の分析も入れながらフィードバックしていきます。
例えば
『この練習の、このスタッツは80%でした』
だけでなく
『このような原因があり、80%でした。この数字を上げていくためにはこういうスキルが必要となってくると思います。』
のような感じです。
ここはアナリストとして非常に楽しいところ。
プレーの質のところを分析するのは、前から好きなので
ここを見ながら、コーチ陣と色々考える時間はとても幸せです。
と、今まで書いた流れを毎日繰り返している感じです。
朝イチの機材準備から練習後のコーチミーティングが終わるまでの時間は、だいたい5時間ぐらい。
新しい環境ということもあり、ここまでで毎日ヘトヘトになっておりました笑
午後は、コーチ陣の手伝いや試合期に向けての準備を行っております。
試合期になると、この仕事に相手のスカウティング作業などが入ってきますので
アナリストは、よりバタバタ感が出てきます。
なのでこの今の時期に、日々のワークフローを難なくこなせるレベルまで成長していきたいと思っております。
HEATでのアナリストとしての仕事は、現在このような感じかな。
毎日学びや発見などがあり、とても楽しく仕事ができています。
寝る前には、次の日が楽しみでしょうがないぐらい笑
早寝早起きなので、至って体は健康です。
暑さには気をつけながら、引き続き頑張っていきたいと思っております!
今回の鈴鹿ライフは、現在のアナリストの仕事内容のお話でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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