【駅station】眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー解題とアンケート

眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー第23集まとまりました。当月は「駅」をテーマに作品を蒐集しております。

やって来たるは鉄道の、ドアー開きて降りる人、其処に乗る人、送る人。繰り返したる漣の名前もつかぬ出会いと別れ。
駅は毅然と其処にあり、人間の集合離散を繰り返す。今日もドラマが生まれております。

眠れぬ夜はあなたとともに。眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー第23集「駅」。珠玉の17編でございます。

目次

01 超短編小説「駅の話」六井象
02 写真「photostory 04 東京駅」maro
03 漫画「サラリーマン月報95 温度差」ikiteru_book
04 日記「5月24日 山手線/03 新宿駅」稲荷直史
05 小説「東京駅三番線ホーム」千本松由季
06 小説「世界一のストーカー」平沢たゆ
07 小説「記憶」虎馬鹿子
08 小説「モンの布を携えて」アセアンそよ風
09 写真「ノスタルジア」ひろ
10 コラム「たま駅長の奇跡・わかやま電鉄再生の道」
11 小説「世界」伊藤緑
12 小説「天王寺駅中央改札口、551前」ひろし
13 漫画「サラリーマン月報 月曜日の朝」ikiteru_book
14 小説「味噌カツ幻想」ムラサキ
15 写真「夜の熱海 ひとりフォトウォーク」
16 漫画「遠回り」ネクストマウンテン
17 音楽「愛の暴走列車」イーグルフェロモン

アンソロジーはこちらです。

解題

01 超短編小説「駅の話」六井象
当月のアンソロジー。テーマは「駅」でございます。一部で熱狂的なファンを獲得している六井象さんが本アンソロジーに参加して下さいました。短いセンテンスに驚きと感動が詰まっております。今回の作品は駅にちなんだ三部作。いつもの六井さん作品の三倍美味しいお話です。
第一節では電車ごっこという無邪気で微笑ましい遊びが、文章も終わらぬうちに怪奇ミステリー色を帯びます。たった数文字で世界観が変革される緊迫感。息を飲みます。
その油断を許さないスピード感は二節でも変わりません。片田舎の人情味ある話であった筈が、センテンスが終わった直後の違和感。賛同し兼ねる主観。サイコパスです。
その狂気的な主観のまま、三節に突入しますが、第三節は収拾のつかぬ宇宙的展開です。狂気に飲まれたのか、SFなのか読者の理解を超えて物語は時空の彼方に飛び去ります。これらがたった三つのセンテンスによって為された事に驚異を感じます。
そして、一見して無関係に見える物語は解釈次第で世界観が繋がっているかもしれない、という奥深さ。チャイルドフッドから宇宙まで。壮大なスペースオペラです。

02 写真「photostory 04 東京駅」maro
駅といえば「東京駅」。一度も訪れた事が無い、という方は少ないと思います。それは誰もが此処に物語を持っているということ。Maroさんの物語によって構成された写真は、同時に鑑賞者の物語を惹起するスイッチになっております。写真を見ながら、思い出が呼び起こされて嗚呼、とため息をつかずにおれません。心に沁みる写真です。嗚呼、東京駅。

03 漫画「サラリーマン月報95 温度差」ikiteru_book
Ikiteruさんは、とある中小企業に仕える人々の人間群像を漫画にしておられます。名前もなく社会に虐げられる人々の喜怒哀楽。おかしくも共感するところです。本話は「温度差」。何にでも温度差ってありますねえ。私もnoteで感銘を受けた作品には大変長文のコメントを送りつけるという悪癖を持っておりますので、温度差には日頃から注意しつつも見誤ること多々あります。コミュニケーションは恐ろしいです。

04 日記「5月24日 山手線/03 新宿駅」稲荷直史
リコチェットマイガールの稲荷さんは今でもnoteに愉快な日記を書き続けておりますが、滑稽と哲学のバランス感覚に優れ、世に出る天才の人は何をしても凄いなあと感心するばかりです。天才の人は「美の終着点」が見えていて、制作とは敷かれたレールを着実に進む旅程なのだと思います。言い換えれば進むべき明日が見えているということなのかもしれません。創作物の均衡どころか明日も見えない私には神の御業です。私の線路は何処でしょう?
稲荷さんの日記には、山手線シリーズなるものがあります。稲荷さんが山手線の各駅にまつわる思い出を語るという趣旨で数回、記事が書かれました。この新宿回の完成度は素晴らしいです。日々の徒然をこんなにドラマチックに生きている人もいるのですね。


05 小説「東京駅三番線ホーム」
千本松由季さんです。最近、虎馬鹿子さんが千本松さんについて評論されていて、私も興味深く拝読致しました。千本松さんの作品には女性だけが気付く事のできる良さがあるのだな、と視点の相違が面白かったです。子供の頃の遊びと云えば「ガンダムごっこ」であった私は、繊細な感性がどちらかと言えば苦手です。虎馬さんの記事はとても勉強になりました。
さて、千本松さんの本作はジャンルで云えば千本松BLです。相変わらずキレがあります。一般に物語の登場人物はステレオタイプに嵌った方が、ストーリーを構築しやすいものです。その意味で千本松さんの登場人物も、ある種の型式の中におります。シックでセンシティブ、鷹揚で傲岸。これらの型式は千本松さん独自のオリジナリティに溢れたものに思います。型式が強まれば、個性を主張しやすくなりますが、登場人物はステレオタイプ化します。弱くなれば繊細な人間描写を可能に致しますが、人間性が掴みにくくなります。
その個性の匙加減が、男の物書きと女性の物書きでは異なる、というのが冒頭の虎馬さんの解説を拝読して学んだ事です。
登場する二人の男。どちらも「いつも駅に」います。それ以外は対照的に見えますが、恐らく心に秘めたアニマが共通している。駅は沢山の人間がおりますので、人間に埋没して今まで出会うことはありませんでした。出会いがありそうで、無い、それが駅と云う場所なのかもしれません。しかし、因果が生じて二人は出会ってしまった。惹かれあうのでしょうね。このような二人は。今後の展開も楽しみな物語でした。

06 小説「世界一のストーカー」平沢たゆ
私は変質者の小説を好んで書きますが、実の生活では変質者ではありません。ですから常識人として平和に仇なす変質行為は許せません。故に私の小説の変質者たちはファンタジー世界の住人らしく浮世離れしているわけです。が、たゆさんの小説の姿なき変質者は本物です。リアルで怖いですね。描写が生々しい。虎馬さんが先日の評論の中でたゆさんを「人妻」と評されておりましたが、この表現は分かりやすく的確です。たゆさんの書くものには現実の生活への密着感がありますね。それが生々しさと云う持ち味になっております。「生々しさ」は得ようにも得にくい感性です。様々の人生経験によって習得されるものかもしれません。書き手によって個性は多様に発揮されるものです。
本作に登場する「駅」は毎日習慣的に通う点です。出発点、通過点、終着点、机上では安易に結ぶことができますが、思う通りに線が引けないのが人生です。敷かれたレールを進むにも本人や周囲の苦労が伴います。

07 小説「記憶」虎馬鹿子
虎馬さんの本作は小説ですが、同時に詩です。詩ってなんでしょうね。感性の言葉を持って情動を語るのが詩、と云った所でしょうか。
SNSという電車に乗って私たちも旅をしているわけですが、人と人が交差して生まれるすれ違いのドラマは多いですね。其処にロマンを感じずにおれません。交流電流が生み出す火花のように一瞬の交錯に永遠を見出そうとしております。駅と云う箱。電車という箱。PCという箱。私たちは箱の中にいますね、いつも。
六条御息所は執心が募って生霊と化した訳ですが、恋ってそういうものですよね。

08 小説「モンの布を携えて」アセアンそよ風
アセアンさんの東南アジア小説。ご本人が撮った写真がふんだんに使用されておりますので臨場感があります。素敵ですねえ。
この小説の書き方ですが、物語に合わせて写真が配されたのではなく、アセアンさんが旅行で撮った写真を並べて、それを繋ぐための物語が後に考え出された、という書き方をされたのだと思います。(違うかもしれませんが)
写真が駅、物語が線路と云った所でしょうか。

物語を作ろうとするとつい、あらすじを書き留めるだけに終始してしまいます。「あらすじ」とは作者の「知覚」と呼んでも良いでしょう。作者の理性の内にあるもののみが語られて、逸脱や脱線がありません。逸脱のないものはつまりません。
この小説のように(違うかもしれませんが)写真を並べて其処に物語を見出そうとすると、物語は作者の「理知外」から生まれます。
例えば本話の中で「車内販売の人の大きな声」に驚くシーンがあります。ここに私は物語の本質を見た思いがします。あらすじ上、このシーンは不要です。しかし、読み手にとっては目が覚めるような転調があります。あらすじ上、不要でも表現として成功している。想定しえない偶発性に、本当の物語がある気がします。

旅で云えば、旅程が厳格な旅よりも少しくらい気分で寄り道できる旅の方が楽しい、と云ったと所でしょうか。アセアンさんの小説に乗せられて私もすっかり旅気分です。

09 写真「ノスタルジア」ひろ
東京駅から始まった本アンソロジーの旅は僻地へと向かっていきます。ひろさんの写真の駅は小さな駅です。北海道、そして神奈川江ノ電。温かいですねえ。都会の駅で擦れ違う人々はそれこそ膨大におりますが、顔などありません。半刻すれば記憶にも残らぬ蜃気楼です。
小さな駅で擦れ違う人々には顔があります。人間の顔です。生きている実感がありますね。心が絆される良い写真です。

10 コラム「たま駅長の奇跡・わかやま電鉄再生の道」ネコノミーラボ
ひろさんの写真から引き続き、過疎の路線です。
僻地から心あたたまるコラムを一つ。
「たま駅長」と云えば一昔前に名を馳せた猫の駅長です。本コラムでは「たま駅長」誕生の背景が詳細に語られて面白いです。
経済的な困窮はチャンスの入り口です。それを見事に体現した「たま駅長」。サクセスが心地よいカタルシスです。
私は「フィッシュ哲学」なる問題解決法が好きです。このような遊び心を持った、でも極めて真面目なお話は大好物です。猫まっしぐらです。

11 小説「世界」伊藤緑
虎馬さんの女性書評三部作のうちの一つ。伊藤緑さんです。伊藤緑さんの前二作と云えば、印象言語によって捉えられた光と影。色彩。との感が強かったですが、本作品は今までと少しく趣を変えております。
エンジン、車、木造の駅舎、券売機、赤い座布団。と描写の具体性が増しました。今までのシリーズが暗喩に満ちて事物が喩えに置換されていったことに対して、本作品は直截のオブジェがレイアウトされています。色調は変わっておりませんが、今までの描写が水彩画であったことに対し、鉛筆画に変わった・・・例えが分かりにくいですね、すみません。
特に大きな変化が口語の登場です。霞んだ視界に突如現れる写実性に驚きます。
無人駅に現れた私。その私を取り囲む静物たち。
その私、或いは無私の世界に「誰か」が現れる、という事の劇的さが世界を変える激変となっている。そのような物語であると感じました。
本アンソロジー目次の1の六井さんの作品は数文字で世界に変革を起こし、伊藤さんはたった一人の人物の登場で世界を変革する。
我々は日々、代わり映えがない、と嘆きますが変化は容易に起こるものかもしれません。

12 小説「天王寺駅中央改札口、551前」ひろし
前述でたゆさんを「生々しい」と表現しましたが、ひろしさんもまた「生々しい」書き手です。たゆさんの生々しさが「人妻」としての生活規範の中で生まれたものだとして、ひろしさんの生々しさもまた、別種の生活規範から生まれたものに思われます。人間は生きる環境が変わればここまで異なるリアリティを持つのですね。
本アンソロジーはしばらく田舎の駅を巡っておりましたが、ひろしさんの駅は大阪天王寺駅です。「あべのはるかす」が直結しているそうです。
テレビや新聞等一切のメディアから縁遠い私は「あべのはるかす」をアニメのキャラの名前かアイドルグループの名前或いはソロの女性ミュージシャンか東京のオサレなブティック的なものだと解釈していたのですが、まさかビルディングだったとは。しかも大阪です。今まで人に言わないで良かったです。
サカナクションとかがプロデュースしてそうじゃないですか。「perfume」と「あべのはるかす」。

以前、書いた事がある気もしますが「ダイバーシティ」って多様な人材を活用する社会の事であって「お台場」の事じゃないんですよ。と、私の阿呆ぶりをひけらかしても仕方ありません。ひろしさんの作品については、本作のコメント欄を参照されたし。書かれたことが虚であろうと実であろうと、物事の本質を突く行為は変わりません。

13 漫画「サラリーマン月報 月曜日の朝」ikiteru_book
本アンソロジー中、ikiteruさんの二作目です。月曜日の朝の電車内の描写。田舎に暮らす私は車通勤なので公共の交通機関に滅多に乗ることはありません。
ひろしさんの作品のコメント欄に書きましたが、公共の場には実に様々な方がいらっしゃいます。それぞれの生活様式とそれぞれのリアリティ。世界は一つではないですねえ。
名探偵の某少年の決め台詞は「真実は一つ」であったように思いますが、各人のリアリティにそれぞれの真実が御座います。大人になると真実は一つ、とは言いにくいですね。
人口が密集すればするほどその混乱は極致に達します。ikiteruさんの漫画は「混乱」の描写が多いです。画一的な社会であろうとする抑圧を受けながら、自由に浮遊するダイバーシティ。世界が分裂を繰り返す混乱の時代です。

14 小説「味噌カツ幻想」ムラサキ
「駅」と「線路」の話をしながら物語論なども交えつつ、本アンソロジーは進んでおりますが、私は敷かれた線路が苦手です。敷かれた通りに進む事が出来ません。不器用なので。

私の列車は線路がなく、目的地も見えず、なんとなく走りだし、途中で道に迷ったことに気付き、突然終了する類のものです。脱線しかありません。廃人です。

15 写真「夜の熱海 ひとりフォトウォーク」池田こーき
前述の「たま駅長」も経済復興の物語であるなら、「熱海」もまた経済復興の物語です。

かつて東洋の蛍籠と呼ばれた熱海には多数のホテル・旅館が作られましたが、各ホテルが宿泊客からの利益を独占するためにホテル内にバーやスナックなど娯楽施設を作ったことにより、宿泊客は熱海市街に出ることがなくなってしまいました。
そのため、観光客をあてにしていた夜の街が衰退。夜の街が廃れた街は観光地としての集客力を失い、結果、ホテル・旅館も衰退。
すっかり観光地として死んだのが熱海でした。2000年には熱海駅前の商店街は完全なシャッター街と化していましたね。

2010年代入り、観光地としての熱海を復興するため熱海市行政がプロポーザルを行い、旅行会社であるJTBに熱海の再生を委託。この時、実働したのはJTBのたった一人の社員でした。
この社員さんは熱海のホテル組合・旅館組合・飲食業組合などあらゆる団体に声をかけ、復興のための協力を願い出ました。協力者は徐々に増え、利己的だった熱海の企業に、一丸となって熱海を盛り上げようとする機運が生まれます。

熱海は現在、年間を通じて16回の花火大会がありますが、すべて熱海の民間企業の協賛によるものです。熱海市街も活性化し、小さな店舗が元気に営業をしています。夜の市街が活性化したことで観光客が熱海に戻り、それによりホテル・旅館もようやく活性化を果たしました。経済は利己的ではいけない、という話でもあります。

・・・などという物語が熱海にもありまして。そんなお話を考えながら池田さんのお写真を拝見すると、また一味違った趣がうまれようというものです。この池田さんの写真から伝わる熱海の活況が地元民(そんなに近くないですが)として嬉しいですね。

16 漫画「遠回り」ネクストマウンテン
何度となくアンソロジーで作品をお借りしているネクストマウンテンさんです。その中でも最高傑作ともいわれるのが本作。日本には古来より「ぶらり途中下車の旅」という言葉があるように、私達は電車が線路を進む如く難なく人生を生きられるものではありません。見えない道を遠回りしながら、何とか均衡を保ちつつ、明日に向かって生きております。遠回りするしかない、それが私達ですね。

17 音楽「愛の暴走列車」イーグルフェロモン
先日、発表された「1000%のキス」のMVが個人的にはまって何度も繰り返し観ております。素敵です。歩きながらカメラ目線で長回し。がツボです。そんなイーグルフェロモンさんの昔に発表されたシングルがこちら。

我々は駅から駅に向かう旅人です。私と云う駅からあなたと云う駅に向かって愛の暴走列車が加速します。前述の虎馬鹿子さんの六条御息所ではありませんが、愛は暴走するものです。
ここに収録されたのは一番のみですがサビのフレーズがソウルフルです。道を見失う我々も勢いだけで、明日に向かって走り続ける事ができたなら。

先日、イーグルフェロモンさんがニューアルバム「ギンガをこえて」発売記念、活動30周年を記念して「フェロモン袋プレゼント企画」を実施致しました。

(松田フェロ作さんによる抽選会の様子。)

私も早速応募致しましたが・・・
なんと「フェロモンミニ袋」が当選致しました!!!


味噌カツ幻想のコメント欄で「当選する気がする」と発言しておりましたが、引きは強い方です。(宝くじは当たりません。公募にも選ばれません。)
フェロモンさんに御礼申し上げるとともに、フェロモン袋を開封する時には実況(音声ファイル)しようと思っております。肉声(笑)

と、いうわけで17題。
いかがだったでしょうか。最近のアンソロジーはご参加者様が多く嬉しい限りです。行方不明のお友達もおりますが、またぶらりと立ち寄って頂ける日を待っております。

人生のレールは自分で敷設するもの。行く先の駅は見えておりますか。明日は見えておりますか。物語を生み出す我々ですから、しっかりと明日を見据えて、ね。物語の終着点に向かって、本日も宜しくお願い致します。

眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー【駅】アンソロジーはこちらです。

------------〈キリトリ〉----------------------------


読者アンケート

眠れぬ夜の奇妙なアンソロジーでは毎回読者アンケートを実施しております。

アンケート1「当月のアンソロジーの中から面白かった作品を教えて下さい。」特選、秀逸、並選を一作品ずつ選び投票します。

アンケート2「次月テーマ候補の中からご興味あるテーマに投票して下さい。」最も票が多かったものが次月のテーマ(3月末締切)に選ばれます。

下記のフォームからご投票下さい。
アンケートはどなた様でも投票出来ます。回答は後で変更することも可能です。

(アンケート1)締切は3月9日18時です。

フォームが表示されない方はこちらからhttps://forms.gle/QtD3h6Yn4BdtfJgY8

(アンケート2)締切は3月9日18時です。

フォームが表示されない方はこちらhttps://forms.gle/spNMWrdP9wRzpKQN7

アンソロジーにご参加下さった皆様、当月も有難うございました。