解題【それだけは止めておけ】NEMURENU46th
眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー第46回のテーマは「それだけは止めておけ」。奇矯なテーマでございましたが、テーマに沿って古今東西「やめとけ」系の作品が集まりましたよ!
タブーあり、不謹慎あり、危険あり。一線を越えた16作品です。
眠れぬ夜の奇妙なアンソロジーとは・・・
膨大な集合知「note」に散らばる新旧作品を毎月ひとつのテーマで綴るアンソロジー。文芸、イラスト、写真、音楽、オールジャンルで参加可能。
自薦他薦問いません。
新作、旧作問いません。
通称は「NEMURENU」。ご参加される方は応募記事にハッシュタグ「ネムキリスペクト」を付けて下さい。
※本企画は朝日ソノラマのネムキを愛する有志によって始まったので、若干怪奇趣味に走る傾向がございますが、当初の趣旨はお気になさらず、どなたでもご参加出来ます。
眠れぬ夜の奇妙なアンソロジーは間もなく四周年です。
【眠れぬ夜の奇妙なアンソロジーの楽しみ方】
勇気を出して参加する方。怖々とROMする方は。楽しみ方は人それぞれ!
本企画の特徴として応募作品へのコメントのやり取りが盛んです。創作は一人で行うものですが、作品が誰の目に触れることも無ければ作品もクリエイターも死にます。交流の中でクリエイターと作品が活力を得る。作品に心火が灯る。本企画が皆様にとってそのような場になれば良いと思っております。
作品のまとめ記事が発表された後に、応募作品にコメントを寄せ合う「コメント師」企画が開催されます。コメント師様に選んで貰えると嬉しいですよ。よし次こそは!
皆様にとっての「ちょうど良い」楽しみ方を見つけて下さい。
今月のアンソロジー
「それだけは止めておけ」
目次
01 小説「胃、喪中葉書、赤」 六井 象
02 noteカイゼン「SNSへの軽率な投稿を、仕組みで止める話」 深津 貴之 (fladdict)
03 マンガ「かおもじくん・それだけは止めておけ」ムラサキ
04 音楽「まずいもの大賞・イン・ナッシュビル/マディ・ウォーターの魚たち」田辺マモル
05 コラム「留学中に絶対やってはいけない食生活」 鈴木麻由@MAMA ENGLISH by 学び舎 5EN
06 コラム「紛争地帯でUFO目撃!? 丸山ゴンザレスが語る『地球の歩き方ムー』の危険な魅力」 ムーPLUS
07 小説「大蔵三丁目」ムラサキ
08 小説「美大生に明日はない ♯20 オシャレなトモダチ」 怜久井絵夢
09 小説「メンヘラ・ノクターン」 りりかる
10 小説「Replicant〜似て非なるもの」 りりかる
11 小説「死に至る病」紅茶と蜂蜜
12 小説「勇者マサヒコがちゅんちゅんになるまで」闇夜のカラス
13 小説「セバビ ヅオレダグヘバ ジャレデ」くにん
14 小説『Z夫人の日記より』<107> 武川蔓緒
15 小説「桜桃泥棒」 朝見水葉
16 コラム「日本の最新インディーズバンド。このバンドがすごい!」第21回 HOLIDAY! RECORDS
解題
01 胃、喪中葉書、赤 六井 象
今月も無事にまとまりました「NEMURENU」アンソロジー。最初は超短編小説の六井象さんです。
「胃」その首吊り死体の胃からは、栄養ドリンクが検出された。
首を吊るという行為は人生の一大事ですから、余程の気合いを入れないと遂行出来ません。
胃腑の中の栄養ドリンクが意欲の高さを物語ります。
よおし、やるぞ!吊るぞ!死ぬぞ!と不謹慎極まりない。
不謹慎とブラックユーモア。
六井さんの持ち味ですね。
六井さんは毎月、月間の自作品を一記事に、まとめておられます。
嗜虐と混沌の殿堂、六井さん二月号はこちら。
「それだけは、止めておけ!」系の宝庫です。
02 SNSへの軽率な投稿を、仕組みで止める話 深津 貴之 (fladdict)
私はnoteの事情に疎いnoteユーザーなので、「公式」とか「運営」の諸般の事情とか、諸問題に対する運営会社の対応が云々とかそのような話はよく分かりません。
時折発生するユーザーと運営間の波乱などの諸事情を加味せずフラットな視座で本記事を拝読しましたが、「炎上」の原因にもなる「過剰な発言」について、「待て」を掛ける仕組み。禁止ではなく再考を促すに留める緩やかな制止、という方法は人間味があって面白いと思いました。
NGワードが使われたから即削除とか、投稿不可になる訳ではなくあくまでも制止。
精神保健技能の一つであるアンガーマネジメントでは、怒りを感じたら六秒待て、と言われます。忘我の怒りが六秒間、持続する事は少ない。怒りに憑依されて行う事は良い結果を生みません。
過剰な発言をしようとした時に、時間を数えながら再考を促す装置があれば、私が今まで重ねた失敗も防げた事でしょう。
ちなみに私の場合は冷静になって考え直す時間は経験的に、6秒じゃ足りません。
半日必要ですね。
最近の私はビジネスメールを送るとき、急ぎでもなければ、直接送信せずに数刻先に送信予約をする習慣をつけました。作成してすぐに送信するのは危険過ぎて…。
誤字脱字とか云々の前にビジネスメールが時折、文豪文体になっていたりするんですよね…。
さて、私は小説でもあまり物騒な発言をしませんのでnoteにこの機能が実装されているのか分かりませんが、もし実装されているなら、個人ごとにウエイト時間はカスタマイズできるようになると良いと思います。落ち着くまでの時間は人それぞれですからね。
それこそ6秒から86400秒の範囲で、どうでしょう?
炎上商法という言葉もあるように「炎上」には特殊な経済効果がありますが、運営側がこのような対策に取り組むという事は総合的に「炎上」は不経済なんですね。炎上する度に退会者が出ますものね。おっととと。別に皆さん、好きで炎上している訳ではないんでした。これ以上の発言は不謹慎ですね。
と、「note」は「それだけは止めておけ」と言ってくれる機能がある、という話でした。
止めてくれる人間がいるのは有難いものですよ。
03 かおもじくん「それだけは止めておけ」ムラサキ
わたし。かおもじくんは一年に一回のペースで連載中です。意図してる訳ではないのですが、そういう浮沈のサイクルがあるんですね。
04 まずいもの大賞・イン・ナッシュビル「マディ・ウォーターの魚たち」田辺マモル
外国のショッピングモールで食べた魚が不味かった、という経験から、
外国のショッピングモールで食べた魚が不味かった、という歌が作られました。
世相が語られる事は芸術表現の役目の一つであって、この歌には当時に生きた一人の人間の人間性、即ち道徳と彼を取り巻く時代性が端的に的確に表現されている。正しくこれは芸術の所作です。
これを聴いた方は、誰もが思うことでしょう。
「不味かったんだなあ」と。
政治思想であるとか信条とか誰に対するメッセージとか、そのような不純物の無い、純粋然とした芸術であると思います。
とりあえず、ナッシュビルの魚を食べるのは止めておけ、と。
肝に銘じておきます。
05 留学中に絶対やってはいけない食生活 鈴木麻由@MAMA ENGLISH by 学び舎 5EN
食べてはいけない、という関連でもう、ひとつ。
鈴木さんの海外留学時の食べてはいけないものの話。
これは、危険ですねえ。禁断の聖餐です。
磯貝剛さんが時折飯テロを起こしますが、それに類する危険行為。
(参考 磯貝さんの飯テロ)
磯貝さんと云い、鈴木さんと云いぐう、美味しそう、ヤバい、マズイ。私も暴飲暴食がしたい!危険地帯に足を踏み入れたい!
この鈴木さんの記事は外国の食料品の写真が凄く沢山掲載されていて、とても見応えがあります。旅行番組を見ている気分になりますよ!
個人的にイギリスにある外国食(インド料理や中華、韓国、日本料理など)が美味しそうでした。
是非皆様も鈴木さんの記事で高カロリーツアーにお旅立ち下さい!
06 紛争地帯でUFO目撃!? 丸山ゴンザレスが語る「地球の歩き方ムー」の危険な魅力 ムーPLUS
ムーです!アンソロジーにムーが入ると引き締まりますねえ。この記事は無料で全部読めるんですよ。
「地球の歩き方」という旅行ガイドブックの「ムー版」を発刊するにあたり、丸山ゴンザレスさんにインタビューをしている記事です。
丸山ゴンザレスさんは危険地帯専門の旅行ジャーナリスト、作家、研究員。
危険地帯でUFOを見た、という話しがセンセーショナルで面白いですよ!
え!UFOを見に危険地帯へ?
それだけは!止めておけ!
07 短編小説「大蔵三丁目」ムラサキ
わたし系実話。
08 美大生に明日はない ♯20 オシャレなトモダチ 怜久井絵夢
彗星の如くnoteに現れた大物新人怜久井絵夢さんの「美大生に明日はない」。
本編には「やめとけ」系人物が多く登場しますが、今回登場する石塊氏は独立独歩の美意識を有する御仁。
石塊氏は本シリーズの中では奇癖がクローズアップされる事が多いですね。しかし、今回の話ではマイルス・デイビスとアローマーなど、石塊氏のオシャレ意識の高さが伺えるエピソードも紹介されます。
単なる筋肉好きの変人というイメージがありましたが、誤解をしておりました。石塊氏には深く陳謝致します。
考えてみれば奇抜な人物、変態に見えても登場人物たちは「美大生」。美のエリートです。美意識は洗練されているんですね。
愉快な登場人物紹介はこちら。
09 メンヘラ・ノクターン りりかる
ドッペルゲンガーを見ると死ぬ。
主人公(ホラー小説家)の妻はドッペルゲンガーを見たばかりか友達にまでなってしまいました。
と、不穏に始まる本小説。
タイトルにあるように病的気質がテーマになっています。
病んだ人間の精神を覗く時には注意をしなければなりません。ニーチェの「深淵」の如く、病んだ精神があなたを覗いていますからね。
10 Replicant〜似て非なるもの りりかる
こちらの話は先程の続き。
本小説は妻を亡くしたホラー小説家がドッペルゲンガー的似姿の恋人(メンヘラ気質)を見つける第一部「メンヘラノクターン」と、ホラー小説家の恋人であるパティシエが主人公となる第二部「Replicant~似て非なるもの」から構成されています。
男女の思惑が表から、裏から語られてその日、その場で何が起こったのか、小説を読み進めると読者は知ることになります。
話の組み立てがよく練られています。面白かったです。
愛別離苦、怨憎会苦。げに執念とは恐ろしきものです。
11 小説 死に至る病 紅茶と蜂蜜
紅茶と蜂蜜さんの作品です。ご参加ありがとうございます。
本書のタイトルになっている「死に至る病」はキェルケゴールの哲学書。
人間は人生に於いて必ず、ある一時期に絶望の局面に陥ります。
絶望とは病のようなもので、自覚症状がある場合もあれば、無自覚の絶望もある。
自覚症状がある絶望も、徐々に進行する絶望もあれば、予兆なく急変して重篤化する類の絶望もある。
発覚した時には何もかも手遅れの一瞬間で全てが破綻し、喪失する絶望もある。
人間が病に伏す事を避けられないように絶望を避ける事はできません。
キェルケゴールの「死に至る病」は絶望、という現象を病に例えますが、キェルケゴールの絶望を病に例えたのが、紅茶と蜂蜜さんの本書と言えましょう。
キェルケゴールは絶望に侵された時、人間は意欲を失い生きる屍となると云います。その生きる屍、がそのまま紅茶と蜂蜜さんの小説のモチーフとなっていて、本小説はゾンビものです。
人類は正体不明の病に毒されていて、既に世界は崩壊している、のかもしれない。誰もがそれを知っていて、しかしそれを知らないフリをしている。という世紀末設定はリアルタイムな現代でもあり、また形而上学的比喩でもある。
人間は絶望を乗り越える事で人間としての本来的生の在り方を獲得するというのが、キェルケゴール版の「死に至る病」ですが、紅茶と蜂蜜さんの物語の結末は果たして。
12 勇者マサヒコがちゅんちゅんになるまで 闇夜のカラス
本アンソロジーの毎月のテーマは公募によって決められています。発案自体も公募になっておりますが、時折出るテーマ案が「異世界」。
異世界は市場規模が大きく、今やクリエイターにとって避けては通れぬテーマとなりました。(個人の意見です。)
かく言う私もテーマ候補に「異世界」がある時には高確率で票を投じる異世界論者でございます。
異世界ものとゾンビものは世界観が確立されているので、物語の核たる動機も無理が生じず、読んでも書いても安心感がありますね。
それは温泉旅行に行くことに似ています。温泉、という大枠は何処も同じで、温泉の泉質や浴場の意匠は温泉場によって少しずつ異なる。その違いを楽しみにして温泉に浸かりに赴くのが温泉旅行。温泉、良いですねえ。
で、本小説も異世界もので、世界観はかつて知ったる定番の。
我々がよく知り、よく馴染む、世界観。それもその筈、この世界は……。
本小説内でその秘密が明かされますが、それは読んでのお楽しみ。
異世界での亜人達との交流は良いものです。ゾンビと同じくらい異世界には癒しがあります。
13 セバビ ヅオレダグヘバ ジャレデ くにん
タイトルが外国語?
主人公である少女の心の乱れが自然界にも影響して、街路樹が騒ぎ立つ描写がありますが、その緊張の帯び方が恐ろしかったですねえ。
この不安の煽り方は楳図かずおにも通じる王道感があります。
14 掌篇小説『Z夫人の日記より』<107> 武川蔓緒
武川さんのZ夫人は第107回に達しています。
今回はZ夫人の抱腹絶倒生活ではなく、Z夫人の友人が語り出したというZ夫人のスピンオフ的な展開です。
前出のくにんさんの怪奇描写も迫真でしたが、武川さんの本作の描写も怪異です。
恐怖漫画界の東西に楳図かずおと水木しげるの両雄が並び立つように、今回はくにんさんと武川さんの怪奇色が目を引きます。
怪奇、ゴシックホラーは良いです。武川さんのコメントのやり取りで、「それだけは止めておけ」のテーマから禁断の果実の発想があるので、今回はりりかるさんら朝見さんも果実が登場したのではないか、と。そんな考察がありました。
ああ、なるほど。食べてはいけない禁断の果実!
私はみんな果物が好きなんだなあ、くらいにしか思っていませんでした。
確かにフルーツは禁断が似合います。
15 桜桃泥棒 朝見水葉
朝見さんの本作は父娘の物語。
父と娘は男女でありますが、父において娘は女でなく、娘にとって父は男でない。
元来、一般論として父娘の関係は性関係が欠落しているようでありながら、母を介在する性的葛藤の中で父は象徴的に男であり、娘は象徴的に女です。性が未分化である幼女は、母親の模造品、仮初の女性であるところ、父母娘の性的葛藤の中で一人の女性であることを獲得します。
「大きくなったらパパのお嫁さんになる」という仮初の恋人が性的に成熟すると父親に対して見向きもしない。つまりは一人の女性になる、という事です。悲しい事に。
しかし本小説世界では娘が幼いうちに母は死んでしまった為に、娘の性と父の性は成熟しないまま、所在を無くして浮遊している。
父娘といえば、小津安二郎の映画「秋刀魚の味」は笠智衆演じる父親が娘の行く末を案じてお見合いを勧める話。
映画の中頃で、笠智衆の恩師に当たる人物がいまは貧相なラーメン屋を営んでいて、一人娘がそれを手伝っている。
ラーメン屋の中で慌ただしく父娘の生活をするうちに娘盛りは過ぎて父の手元で婚期を逃した杉村春子が後悔のあまり泣き出すシーンが印象深かったです。
父娘の失敗、性獲得の失敗としてそんなシーンが描かれる。
ともすれば朝見さんの小説の父娘関係も同様の危険を孕んでいる。性の幽霊のような状態で、二人が悠久と漂いかねない。
そうした危うさが、十数年の時間を超えて届いた手紙によって一変します。十数年前に死んだ母の、十数年後の娘に宛てて書いた手紙が娘を女であることに導いていく。
死人の発する福音です。
父の間の抜けた朴訥の人柄も相まって良いお話でした。
16 「日本の最新インディーズバンド。このバンドがすごい!」第21回 HOLIDAY! RECORDS
「それだけは止めておけ」と止める人は親心。その行先がよろしからぬ事を知っております。
この度のアンソロジーでは「それだけは止めておけ」と「やめとけ」系作品が並びましたが、忠言に従って止まるものもあれば、先に進むものもあり。
私もかつては若者で、やめとけやめとけと諌められて暮らしておりました。
やめとけと諌められて立ち止まるとき、その先の世界を若者は見ることができません。
井の中の蛙は大海を知りませんし、知ることを良しとしない親心もございます。井の中にいる事の幸せを親世代は知っております。しかし、その幸せを真の意味で知るためには、大海の過酷さをしらなければなりません。
「それだけは止めておけ」と止められて、忠言を聞かずに先に進む無軌道が、作る時代もあるのでしょう。
と、そんな若者が今も昔もインディーズシーンには沢山いて、「やめとけ」系のロックを叫んでいます。
この記事はエネルギッシュなインディーズアーティストを多く取り上げておりますが、冒頭のJUANAfunCLUBのLoveを聴いてみて下さい。
ブルセラショップに行ってヤクルトのジャケットを買った。
僕のお母さんがヤクルトレディだったから。
おかーさーん!
おかーさーん!
おかーさーん!
おかーさーん!
愛してるよー!
愛してるよー!
と、そんな歌詞。色々拗れてる!やめとけ!
この先、地雷原と書いた立て看板もなんのその。若者たちは大人の忠告を無視して危険地帯を疾走します。
その先にある新たな世界を信じて。
ああ、そんな若さが羨ましい!
暫く生きる屍のような社畜生活をしておりますので、音楽など聴いておりませんでしたが、本記事に紹介された音楽を聴いて久々に人間の感性を取り戻したような、気持ちが致します。
ロックって止まらないよね!ロックは坂道を転げる石塊です。
ちなみに私は若くないので止める方ですし、止まるほうです。
ちょっとそこのあなた、
悪い事は言わないから
それだけは止めておけ!
と、やめとけ系記事、全16本。如何だったでしょうか?
止まるも良し、進むも良し。未来は皆様の手の中でござる。どちらかと云えば止まらぬ皆様、当月もお疲れ様でございます
アンソロジーはこちらから
眠れぬ夜の奇妙なコメント師
(定型文です。)
アンソロジーがまとまると何処からともなく現れる「眠れぬ夜の奇妙なコメント師」。今宵も奇妙なコメントが集まります。
眠れぬ夜の奇妙なコメント師とは・・・
「偏れ!」
大衆に迎合して日和った意見になんの価値がございましょうか。そのような生温い意見に甘んじたいのならば無料SNSにでも行け・・・!(あっ!ココのことだ!)
結局大勢を相手に発信するSNSって受信する側に選択がないので、発信する側が気を遣って意見を中立に保たなくてはいけない。悪くはございませんが、そんな無思想の量産型意見など「あなた」が吐く価値がない。「あなた」しか言えない意見だからこそ価値ってあるんじゃないかしら。「あなた」しか言えない意見だからこそ真の共感が得られるんじゃないかしら。
反論のない意見に真の賛成もない。
偏らなければ面白くない!
日和った意見を書き連ねるほど、文筆家は堕落して自分の価値を貶めるんだ。ネットで日和見小説を書くほど真の文筆の道からは遠ざかるんだぜ。
ということで、大いに偏って穿ったご意見を募集しております。
(批判はダメです。)
投稿ルール
・投稿は本アンソロジーをご覧になった方ならどなたでもできます。
・コメントを付ける作品のジャンルを選びます。
・掲載作品の中から最も「ジャンル」的に面白いと思った三作を選んで、下記フォームからコメントをお願いします。
・特定の作品・ユーザーを揶揄・批判していると受け取られ、炎上のおそれがある記載は削除しますので、お気を付け下さい。
・コメントは別名義(コメントネーム)で投票できます。ユーザー名は公表されませんのでご安心ください。
・自画像をアップロードするようになりました。自画像がアップロードされていない方は「標準顔」が表示されます。
・コメント文は総文字数300文字以上、上限はありません。形式もありません。自由な表現が可能です。
・回答は一人一回に限っています。回答内容は送信後も編集可能です。
・特に投票結果の集計は行いません。
・投票はお気軽にどうぞ。
・投票はお気軽にどうぞ。
・投票は
・投票は
★フォームの下に長い空行がありますが、「次回テーマアンケート」「次次回テーマ候補」とまだ下にも記事が続きます。(投票締切は3/10 18時です。)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfuarTP1hp6FY5MB-p7AqW1Mo6bSXn4bSw0uNdVx6L3QG76Cg/viewform
フォームが表示されない方はこちら
https://forms.gle/nj3NMgHjW5vRujvd9
次回テーマのアンケート
NEMURENUは次回テーマを公募で決定しております。書いてみたいテーマ、読んでみたいテーマを下記のフォームからお選び下さい。
締切は3/10 18時です。
フォームが表示されない方はこちら。
https://forms.gle/eHMNShQxoXdSeDCE9
次々回テーマ候補の公募
NEMURENUの次々回(202205 第48集)のテーマの礎を募集致します。好きなテーマは何度でも。どなた様でも無責任に。お好きなワードをご入力下さい。パワーワードをお待ちしております。
フォームが表示されない方はこちら
https://forms.gle/B2ScMNimk2LXzkRw9
NEMURENUは皆様のご参加お待ちしております!
#小説 #NEMURENU #それだけは止めておけ #ネムキリスペクト
眠れぬ夜の奇妙なアンソロジーの歴史はこちら。
沿革(まとめ中)
https://note.com/preview/n18fdb06fa6b5?prev_access_key=1f0de047387704489abd4385b267b935
眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー公式ショップ「NEMURENU」開店営業中!
初の同人誌が発売になりました!