地域再生主体=自ら地域を元気にする人を増やしたい!
noteを初めて1年が経つようです。
noteさんからのお知らせによると、今日中に記事をアップしたらこの1年間、毎月投稿したことになるそうで、駆け込みで書いていますw
久しぶりの関係人口編です。
参考文献はコチラの書籍。
人口減少時代における地方の課題
書籍では、少子高齢化により人口減少が進む現代において、地域再生主体の形成を大きな課題として取り上げています。
ここで、地域再生とは、内閣府のHPによると以下のように書かれています。
長ったらしくてわかりにくいですね(笑)
ここではざっくり、地域再生とは「地域を元気する」こととします。
で、地域再生主体はその「主体」なので、自ら地域を元気にしようとする人ということになります。
人口減少時代の地方において、この地域再生主体が不足し、地域の活力低下に繋がっていると指摘しています。
地域再生主体の形成プロセスと関係人口の役割
そこで書籍では地域再生主体の形成プロセスに着目し、関係人口がその形成に影響を及ぼすとし、地域再生主体の形成プロセスを以下の3つのステップにまとめています。
第1ステップ:関係人口が地域課題の解決に動き出す
第2ステップ:関係人口と地域住民の間に信頼関係が築かれる
第3ステップ:地域住民が地域課題の解決に動き出す
第1ステップは、関係人口が立ち上がり、地域住民とのつながりを形成しながら地域課題への取組みを進めていく段階。
第2ステップは、関係人口と地域住民の間に信頼関係ができ、地域住民はその影響を受け、自分たちこそ地域課題を解決する当事者であると気づいて主体性を獲得していく段階。
第3ステップは、主体性を獲得した地域住民が動き出し、自ら新たな関係人口や地域住民との信頼関係を広げ、地域課題を解決していく段階。
ざっくりまとめると、第1ステップ~第2ステップでは関係人口が地域再生主体、第2ステップ~第3ステップでは地域住民が地域再生主体であり、関係人口が地域課題解決に動き出すことで地域住民に影響を与え、地域住民の中から地域再生主体が形成されるということになります。
なお、第1ステップ~第2ステップの主人公となる関係人口を生み出す取組みが様々あります。その一つかコチラ、私と高山村の出会いもここから生まれました。
さて、上述の地域再生主体の形成プロセスは、自称・高山村の関係人口の私には大変わかりやすいです。
takayamahubに当てはめると、第1ステップとしてtakayamahubを立上げて活動を開始し、現在は村民とのつながり(村外とのつながりもですが)を育んだり村民のメンバーを迎え入れたりで、第2ステップあたりにいるのかなと思います。
村民に影響を与えて主体的に地域課題に取組む人を生み出せたかというとそのような声は全く届いておらず、実感は全くありません。
第3ステップに至るにはまだまだ距離がありそう。
※もしtakayamahubに刺激を受けてこんなこと始めました!みたいな方いらっしゃれば、是非お声がけくださいw
一方で・・・
このプロセスは、地域住民からも見えていないと地域再生は進まないように感じています。
特に最終的な地域再生の当事者は自分たちだいう点は重要に思います。
高山村の中では、「関係人口は重要」、「関係人口を増やしたい」といった声が一部の人から聞こえてきます。
それはなぜかというと「村に来てくれる人を増やしたい」とか「心を寄せてくれるファンが増えると嬉しい」とか。
気持ちはわかるけど。。。少しさみしくもあります。
また、takayamahubをやっていると「いつもありがとうございます」とか「これからも高山村の応援をお願いします」といったお声がけをいただくことが少なくありません。
これはこれで、多少なりとも村に貢献できている実感がわいて、もちろん素直に嬉しいです。
だけど少し複雑ですね。
関係人口は定住人口と異なり、未来永劫その地域に居続けるとは限りません。
いずれ去るかもという前提にたつと、本当に嬉しいのは「よし!私がやろう」という声が村の中から出てくること。
地域再生主体が村の中からどんどん出てこないと、今後村が元気になっていくことはないのだろうと思います。
これはまさに上記の第3ステップで、プロセスの中で最も壁が高く、最も時間がかかるところに感じます。
私は高山村が大好きです。
高山村が未来において魅力ある村で居続けられるよう私に出来ることは、多くの村民が「よし!私がやろう」という気持ちになるようtakayamahubの良い影響を与える力を高めること。
どこまでできるか、もうしばらくは挑戦し続けようと思います。
takayamahubでは、村の内外に関わらず、一緒に村を盛り上げていただける仲間を募集しています。
また、インスタ、X、Facebookで高山村に関する情報を日々発信しています。
ぜひ下記ホームページよりご覧ください。
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