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「やっちゃお!」という空気感

村をよくするのは誰か

今のまま何も変わらなければ、高山村は少子高齢化の波におされ、次第に村の活力を失っていく。
それはきっと間違いのないことなのだろうと思います。
そうならないように今後の村を良くしていくのは果たして誰なのでしょうか。
それは村長や役場の仕事。
そう考える人もきっと少なくないことと思います。
それはそれで一つの考え方で否定するものではありません。
ですが、ひとりの個人だって村に何か影響を与えることはきっとできるはず。小さなことかもしれないけど。
だったら村の未来をジブンゴトで捉え、できることを実行したいし、そう考えて行動する人が増えるといいなーと思っています。
未来を他人まかせにするだけなんて、私はつまんない。

変化は行動からしか生まれない

村を元気にしたくても、頭の中で考えているだけでは何も変わらない。
「変化」は何らかの行動の結果、生まれてくるのだと思います。
行動を起こすためには、自分になにができるのか、自分はなにがしたいのかを見極めることが必要。
それも頭の中で考えているだけではハッキリとはしない。
思いついたことを実践してみて気づくことが多いのではないでしょうか。

もちろん行動によって良い結果が生まれるとは限りません。
思わしくない結果が出た場合は、どうしてそうなったのかを学び、もととなった行動を見直して修正をかけていくことになります。

こうして、村に変化を創りだしていくにはたくさんの行動が必要。
村に関わるひとり一人の「個の機動力」が高い方が変化は生まれやすい。
そして、気軽に行動を起こす人が多くいればいるほど、たくさんの行動が集まってより変化が生まれやすくなる、そう考えています。

気軽に一歩踏み出す空気感をつくりたい

では今の高山村はどうか。
新たな行動を気軽に起こす人が多いとは、私自身は思っていません。
むしろ、年功的で現状維持志向がつよい、新たなアイデアがあっても「それは誰がやるのか・・・」とどこか漂う他人事感など、どちらかというと新たな行動が生まれにくい土壌に私は感じています。
一方で、下記の記事に書きましたが、時間が経てば経つほど村内の人的資源は減少し、活力が低下していくのが現実ではないか。

だったら何もせずに様子を見ている時間はない。
思いついたらすぐに「やっちゃお!」というスピード感。
わかんないなら小さな失敗は気にせず「やっちゃお!」という行動力。
そんな風に多くの人が考え、どんどん行動を起こす機動力の高い村。
そんな空気感をつくっていきたいと考えています。

2022年の夏に突如出現したtakayanahub。
なんだかよくわからないけど「様々な情報発信をSNSで行い高山村を応援してくれている団体」と捉えている村民の方が多いのではないでしょうか。
もしかしたら、takayamahubのメンバーもそうかもしれません。
ですが、情報発信を活動の手段としてはいますが、そのねらいは別。
takayamahubで真っ先に私がやりたいと思ったこと、今やろうとしていることは村の「空気の入れ替え」です。

「おもしろそうやん、やっちゃお!」と気軽に自由に動けるのは、村の慣習などの様々なしがらみにとらわれない「よそ者」だからこそ。
様子をみている時間のない高山村において、誰にも迷惑をかけないのなら、まずは「やっちゃお!」で新たな仕掛けを連打していきたい。
そんな空気が伝搬して「やっちゃっていいんだ」、「それでいいんだ」と自らも行動を起こす人が1人、2人と出てくればおもしろい。
その積み重ねで次第に村の空気が少しずつ入れ替わり、村の活力を生む土台が少しずつできていくのだと考えています。


takayamahubでは、村の内外に関わらず、一緒に村を盛り上げていただける仲間を募集しています。
また、インスタ、ツイッター、Facebookで高山村に関する情報を日々発信しています。
ぜひ下記ホームページよりご覧ください。


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