フルマラソンは準備が命

ランナーにとって、フルマラソンを完走したいと思えば当然、当日までに走り込みをしてスタミナをつけたり、筋力を鍛えたりするなどの準備を怠ることはしないであろう。自治体も同じく、フルマラソン大会を安心安全に、かつ楽しめる一大イベントとして実施するには準備を怠ることはできない。

ただ、その準備というのは言葉で、頭でわかっているほど簡単なものではない。コースや警備、プロモーション、おもてなし、人員配置、募集など項目を挙げれば細分化され、時間と計画との睨めっこが始まる。
それに加えて、その準備が上手くいかない理由の一つに、僕は「人」があると思ってる。ランナー、ボランティア、ゲストランナーなど、人的な面でも準備立てることはできるわけだが、そこには作業や項目を網羅するだけでは解決できない、人の感情や思考、やる気などの起伏があるからだろう。言ってしまえば、準備段階からお叱りを受けることも多々あるのは避けては通れないと、経験者であれば誰しもが語ると思う。

でも、そんな「人」にこそヒントが詰まっているし、フルマラソンを編集するキーであることも間違いないと僕は思ってる。今日はそんな準備に追われた1日だったが、まさに、編集そのものだなと心の中では喜びを感じたものだ。

にしおマラソン開催まで、あと232日。

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