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農産品直売所アプリをノーコード開発ツール「Click」で開発しよう!

ある自治体の依頼で「農産品直売所アプリ」を開発しました。
ノーコードアプリ開発ツール「Click」を使い、そこにLINEログインを使ってSNSと連携します。

↑ この動画を見ていただくと、アプリの仕様と動きがわかりますので、ぜひ、視聴してください。

仕様の分析

今回は「農産品直売所で、どれだけ売れているかリアルタイムで知り、農家が商品補充をしたい」という課題です。
1,販売所はアプリで、自店の在庫数を増減
2,農家はアプリで、全店舗の在庫数を見れる
3,この2つのアプリでデータを連携させて、リアルタイムに情報共有
という仕様で、解決できそうです。

開発のポイント

まず、データベースは、商品、農家、数、店舗、商品番号で作ります。商品番号がないと、並び方が常に変動してしまうからです。

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店舗を重要なキーにして、カスタムフィルターで店舗ごとにデータを出します。なぜなら、直売所アプリにおいては、従業員はその店舗分だけの在庫管理をするので、多店舗分はあまり関係ないからです。

直売所側のアプリの考え方

直売所アプリでは、その店舗の在庫を一覧で出しておいて、販売ボタンと納品ボタンを付けます。
販売ボタンを押すことでその野菜の数を -1 する。
納品ボタンを押すことでその野菜の数を +1 する。
という仕組みです。

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農家側のアプリの考え方

農家側のアプリでは、数字を操作できないようにすると同時に、その在庫の数字は多店舗も含めて閲覧できるようにします。

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そうすると、上記の動画のような動き方ができます。

公共分野におけるPWAアプリ

ノーコード開発ツール「Click」は簡単にLINEログインできることがポイントです。PWAアプリは国民から導線を作り使ってもらうのが難しいですが、LINEを経由して別アプリをダウンロードなしでPWAアプリを立ち上げるのが効果的です。
日本国内においては、統計でもある通り、すべてのWEBの利用時間を足してもLINEの利用時間が上回り、圧倒的に使われてます。しかし、官公庁や自治体からは「一番利用されているLINEを使いたいけど、LINEのトーク画面にはデータを残してほしくない」という要望をよく受けます。
そこで、LINEをアプリの入口にだけ活用し、LINEトーク画面で個人情報等を取得せず、まったく別の会社で開発した「行政DX用PWAアプリ」を立ち上げて移動してから、機能を提供する方式が注目を集めています。これなら、LINEにデータを残さずに、別のPWAアプリで多くの利用者に高機能な行政DXが実現できるので、公共分野で急速に広がっています。

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