読書メモ(母性)

◆感想

・愛を求めようとするのが娘であり、自分が求めたものを我が子に捧げたいと思う気持ちが母性という言葉が非常に印象に残った。歪んだ愛は歪んだ性格を生みそれは世代をまたいで伝承されていく。あらためて親の役割は大きいと感じた

◆作者と概要

・作者は湊かなえ。ルミ子母は親から愛されることを生きがいにしておりそれは娘の清佳が生まれても変わらなかった。ある日家が火事になり娘ではなく母を助けようとするルミ子をみて母は舌を噛み自殺をする。結果的に清佳は助かるがその後ルミ子は清佳を避けるように。母と子の関係とは何かを3世代にわたって描いた作品

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