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連載『地方の兆し』#3「茨城の笠間焼 世界に販路拡大」

こんにちは!
村上ゼミ4年・茨城県出身のあいざわです!

私が紹介する兆しは、「笠間焼のネット販売」。

5月23日の茨城新聞から見つけました。
「茨城の笠間焼、ネット販売に注力 販路開拓協が22年度事業」という見出しの記事です。

 茨城県の笠間焼が、ネット販売に注力しています。笠間焼海外販路開拓協議会は、英国を拠点とした販路開拓プロジェクトを、2020年度から3カ年計画で進めているところです。
 今月19日の総会では、その本年度主力事業として、ネット上の特設サイト「Kasama Potters」での販売に注力することのほか、今夏から来年春にかけてロンドンの店舗などで長期販売することを決めました。
 過去2年間は、日英の関係者による人的交流を第一に目指していました。ですが、コロナ禍の影響で余儀なく中止。代わりに、オンライン上の交流や英国側のアドバイスを取り入れた笠間焼の商品開発などを行ってきました。
 

 地元の伝統工芸品が世界で売られている。
    このことをとても誇りに思いました。
 茨城新聞の記事「茨城の笠間焼でコラボ展、英のファンを魅了 作家6人と現地芸術家ら」によると、今年3月にはこのプロジェクトの一環として、ロンドン市内で笠間焼作家と英国のアーティストによるコラボ作品展を開催。茨城県の笠間焼が英国の焼き物ファンを魅了しているそうです。
 ネット販売に注力すれば、実際に店舗や作品展に訪れられない方にも笠間焼を知ってもらうことができます。このプロジェクトを通し、世界中の人々に茨城の魅力をしてもらいたいと感じます。
 

◎以下、記事全文とURLです↓
茨城の笠間焼、ネット販売に注力 販路開拓協が22年度事業
茨城新聞5月23日
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16532164613976
■ロンドン店舗でも
笠間焼海外販路開拓協議会の総会が19日、加盟団体の代表者や笠間焼作家ら約40人が出席して茨城県笠間市内で開かれた。英国を拠点とした販路開拓プロジェクトの本年度主力事業として、ネット上の特設サイト「Kasama Potters」での販売に注力するほか、今夏から来年春にかけてロンドンの店舗などで長期販売することを決めた。
 
海外販路開拓プロジェクトは、国の支援を受け、2020年度から3カ年計画で進められている。過去2年間は、日英の関係者による人的交流を第一に目指していたが、コロナ禍の影響で中止を余儀なくされ、オンライン上の交流や英国側のアドバイスを取り入れた笠間焼の商品開発などを行ってきた。
 
総会では、同協議会長の大津廣司(ひろし)・笠間焼協同組合理事長が、コロナ下で活動した2年間を振り返り、「3年目の今年はこれまでの実績を集約しながら、笠間焼の手作りの良さを販路拡大にどう結び付けるかを探っていきたい」とあいさつ。
 
プロジェクトを支援する同市の山口伸樹市長は「国を往来する環境が整いつつある。補助金を活用する形で日英の人的交流が行われることを願う。一方、笠間焼の販路開拓は国の支援が終わっても、市としては事業の的を絞り、今後もしっかり行っていきたい」と力を込めた。
 
この後、プロジェクトの運営を統括する「ライヴス」(東京)の清家貴社長が登壇。昨年度事業の報告や本年度事業について説明した。
 
ネット上を中心とした笠間焼の認知度の推移、売れ筋商品の色彩や造形の特徴などを解説した。
 
茨城の笠間焼でコラボ展、英のファンを魅了 作家6人と現地芸術家ら
茨城新聞2022年3月17日
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16465606573866
■リモートで意見交換
英国を拠点にした笠間焼の海外販路開拓プロジェクトの一環として、笠間焼作家と英国のアーティストによるコラボ作品展が、ロンドン市内の集合店舗で開かれている。作家独自の技法をベースに、現地からのアドバイスを組み合わせたユニークな笠間焼が誕生。来場する焼き物ファンらを魅了している。
 
プロジェクトは、笠間焼のブランディングや英国を拠点とした販路開拓などを狙いに、国の支援を受け、昨年度から3カ年計画で進められている。笠間焼協同組合や茨城県、同県笠間市など9者が、実施主体となる笠間焼海外販路開拓協議会を組織。趣旨に賛同する笠間焼作家34人も参加する。
 
コラボ作品展は本年度主要事業の一つ。コロナ禍で日英の渡航が制限される中、笠間焼作家と現地のデザイナーやイラストレーターらがリモートを駆使して意見を交わし、実現に至った。
 
作家は、馬目隆広さん、福野道隆さん、小堤晶子さん、佐川義乱さん、庄司健さん、大貫博之さんの6人が参加。馬目さんの作品は、白化粧を施したシンプルな器を英国に送った後、現地の陶芸家が同器に金色で草の模様を描いて本焼きした。従来の素朴な風合いとは異なる、彩りのある景色を生み出した。小動物などをモチーフに作陶する小堤さんは、現地のイラストレーターの助言を受け、尾や手を器の取っ手に置き換えた。器自体がキャラクター化したようにも見える。コラボ作品展は20日(日本時間)まで開催。作品は今春の「笠間の陶炎祭(ひまつり)」でも展示される。

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