短歌   (恋の歌)

キャンドルの甘い炎に照らされたあなたは僕を振ることになる

告白を跳ね返された店内にメロンが刺さって冴えていくパフェ

さようなら椅子にコートをかけるときいつも畳んでかけるあなたよ

君の住む街のパン屋のトングにも注いでますか冬晴れの陽

君の差す紫色の目薬のことも忘れてしまうのでしょう

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