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子添うだけ

毎朝、20分ほど愛犬の散歩に行く
最近、1歳3か月の息子も
自ら靴を持ってきて一緒に行こうとする(ように感じている)

普段は20分だけれども
息子が一緒だと3倍の時間がかかる
片手に愛犬、片手に1歳の息子
危ない道は息子を抱いてやらないといけないし
愛犬の世話もあるし
(結構、大変なんだよなぁ・・・)
と、思いつつ
お父ちゃん・息子・愛犬は一緒に散歩に行く

息子は、道を真っすぐに歩かない
アッチへ行ったりコッチへ行ったり
同じ道を行ったり来たりしてみたり
座り込んで泣いてみたり

そんな時、
「早く行こうよ!」
「そっち行くと危ないよ!」
「もう、自分で歩けるでしょ!」
と息子に声を掛けている自分にふと気付く

いつの間にか
大人のルールにはめ込もうとしているのかも、、、

別に散歩は、真っすぐ歩かないといけないなんてルールはない
別に散歩は、早く歩かないといけないなんてルールもない
別に散歩の後に、急ぎの用事があるわけでもない

息子は散歩の途中に石拾いをはじめた

「ま、いいかな」

と、今回は息子に添って一緒に座ってみた。

炎天下の中
熱心に石を拾う
楽しそうに石を溝に落とす
楽しそうに石をお父ちゃんのカバンに入れる

(今の息子にとっては、これが楽しいんだろうな)

一緒にやってみると
色んなカタチの石がある
ガードレールにぶつけると楽しい音がする
いつの間にかひぐらしが鳴いている
暑い暑いと思ってたけど、涼しい風も吹いてるじゃないか

15分程だろうか
息子は額に大粒の汗をうかべながら
石拾いを楽しんだ
私も同じように石拾いを楽しんだ

危ないこと、やってはいけないことなどを
「子育て」として教えることも大事

でも

一緒にやってみること、同じ世界を楽しむこと
「子添うだけ」も大切にしたいな

と、たっぷり1時間の散歩を終えて感じた。

~しなきゃいけない
~であるべき
なんていつの間にか
大人のルールにはめ込もうとした時は
これから
「子添うだけ」をしていこうと思う。

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