有能や金持ちしか生きやすさを感じられない社会は潰れてしまえ

台湾・フィリピン・マレーシアにそれぞれ1ヶ月〜2ヶ月半滞在した。その間にコロナウイルスが猛威を振るい、帰国を余儀なくされた。4年続いた仕事はおじゃん。物事は急激に変わる。

学生の頃、「今はもう21世紀だぜ。余裕を持って生きようや。」という感覚を持った。が、事実はほど遠い。社会への失望は年を取れば取るほど増すばかりだ。

ディカプリオの映画『レヴェナント』は、命がけで狩猟をし生活する1800年台のアメリカが舞台。200年以上も前の話なのに、今も構造は変わっていない。命を削って仕事をしないと生活できない。何のための文明発展なのか。

台湾もフィリピンもマレーシアも、それぞれ特色溢れる国だった。十人十色。どこの国もまた行きたい。

興味深いのはフィリピン(マニラ)。ハッキリ言ってクソったれな国だ。外に出るたびに盗難に注意しないといけないし、街は臭う。食べ物はオイリー。夕方は毎日渋滞。出かけたら、夕方までに帰らないと、となる。全然洗練されてない。

しかしそれでも、とても好きだ。色々残念だが、その残念さが可愛いのだ。

会社では仕事ができる人が優遇され、仕事ができない人は除け者にされる。アフィリエイトは資本を持つ者が有利になった。残念な人は残念で終わる。

カネが全ての世の中はうんざりだ。誠実な人が報われますように。



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