森のめぐみ きくらげとなめこ
2年前に植え付けたきくらげとなめこが今年も出てきてくれました。
きくらげはもう終わりかけで乾燥したものがちらほらと。
例年なめこが秋になると出始めるので、
もう1月ほどはやく出ているのですが、
今年は暖かい日が多いためかずれ込んで、
冬手前でやっと少し出始めたところ。
きのこは木なら何でも生えるんじゃなくて、
しいたけなら椎やくぬぎ、こなら、かし
なめこならこなら
きくらげならあかめがしわ
という具合にとても生えやすい木、なんとか生える木、生えない木がある。
生えやすい木は菌を打ち込んだらその年に出てくるし、
生えにくいものは翌年まで寝かせないと出てこない。
スーパーででてるのは菌床といって木に植えた原木栽培じゃないものが多く
価格も安いんだけど、
やっぱり原木で作るよさもある。
歯ごたえや味、香りも違う。
特に今まで作った中でも見た目が衝撃的なのがこのなめこ。
ぬるぬるの小さいのがスーパーで見かけるのだと思ってたら
あの子たちはまだまだ生えたての赤ちゃんサイズ。
あの大きさから1日2日置いていると軸はしめじほど、
背の高さはしいたけのようになる。
想像できますか?
一つの原木からにょきにょきとなめこが50以上出てる姿…
初めてきのこの林に出くわしたときの驚きは半端なかった。
とってもとってもとりきれないくらいで、
寝転んでいる状態の原木の裏側付近からも出てくるから
収穫もなかなか根気のいる作業。
朝が遅くなってるから暗い中懐中電灯つけて
いのししと出くわさないか少しどきどきしながら
竹槍と竹かご片手に、なめこがりな日々が始まりました。
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