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東京大学2021年 物理 第1問解答解説と解いた所感

2021年の東京大学物理入試問題の解答解説を作成しました。
東京大学を来年以降受験する受験生やレベルの高い問題に触れてみたいと考えている受験生に向けてわかりやすさを意識して記述してみました。
(問題は各予備校などからgetしてください。すみません。)

ここまでのコメント
問題Ⅱまでは確実に完答したい。代入も保存則も典型問題なのでここまでは力学が理解できていて保存則が立てられる人なら解ける。

問題Ⅲについてコメント
(2)は計算がしんどすぎる。私は一度休憩してから2回取り組みました・・・。受験生はこれを早く処理できたかどうかが高得点との分かれ目になる。
(3)から高校数学と絡み, 難関大らしい作問。テーマも面白かったのでここからは楽しんで解くことができた。解析してる感が良い。
特に(3)2次関数(4)数列(5)対数の理解が必要。
以下に東京大学のサイト「高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと」に書かれている文を引用するが,

自然現象を科学的に分析し,深く掘り下げ,論理的に思考する能力を重視します。また,単なる計算力を問うのではなく,自然現象を定量的に考察する能力も重視します。

まさにこれを重視した問題と考えられる。

物理現象を楽しんで解析して思考するクセが身につくように指導する重要性を感じました。(これが難しいのですが・・・。)

他の大問も後日アップします!(第3問が先になるかも・・・!)