2020.3.23 人生で最もプレーする野球を楽しんでいるのは今かもしれない話

毎週土曜日更新だった「週刊むらみん」が月曜になったのは、今週の土曜・日曜とやった草野球の話がしたかったから…というのは後付け。

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新卒で入った会社が主体の草野球チームでプレーするようになって、もう8年になる。3回も転職して、大半のメンバーが自分より歳下になっていて、それでいて足を引っ張るプレーばかりするのだが、厚かましくも元気にプレーさせてもらってる。

野球は中学までのはずだった。高校に入って、2年生が4人しかいない状況などもあり、思い切って飛び込んでみた硬式野球部は、持病の前職が悪化して5月に辞めた。大学時代は、今の自分を知っている人には想像がつかないほど野球から離れていた。片道2時間かけて大学に通う日々、形の上では真面目に授業も出ていたし、音楽系のサークルに、そして横浜に帰ってくれば予備校の職員にユニクロの店員にと大忙しだった。唯一の思い出といえば1年生のときのスポーツ方法論 (つまり体育) で1年間プレーしたソフトボールだ。

今の野球チームに新卒1年目で加入して、最初に奔走したのは選手集めだった。健康保険組合主催の大会に出場を決めるも、いつも試合は9人ギリギリ。出場機会には困らなかったが、メンバーが道に迷って不戦敗になったこともあった。

ある年、とある伝統校で1軍の試合にも出ていた選手が入ったりしたあたりから潮流が変わってきた。会社の新卒採用の数も増えてきたので、野球経験者の絶対数も増えてきた。主将という雑務主任としてチームが盛り上がっていく時期に居られたことは幸せだし、素人同然のプレーしか出来ない自分が強豪校でバリバリやってたプレーヤーと同じチームでプレーするのは今でも少し不思議な感じがする。

自分が退職した頃と比べても、会社の様子は様変わりした。試合後の食事で今の会社の様子に耳を傾けるのも密かな楽しみだ。話を振られることもあるが、決して老害にならないようにだけは気をつけたい。

そんなこんなで今季の初陣は左翼手で先発出場させてもらって反対方向に1安打。最近は右翼を守るばかりの身としては、この日に限って右打者ばかりの対戦相手なこともあり内心ドキドキしていた。色々暗い話題も多い中、開けた場所で、守備位置についていれば密集も全くしない、まさに今にうってつけの息抜きだな、と思う帰路であった。

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