O泊2日の釜石

久しぶりに夜行バスに乗った。
釜石に0泊2日。

2月末に社会人の大隈塾(リーダーシップ・チャレンジ)で
終了旅行に行くので、その打ち合わせを。

最近は、webで打ち合わせやミーティングすることも
あたりまえになってきてる。
集まる時間が会わない、とか、
遠くにいるので、とか。
複数人数で、画面や書類をシェアしながらなので、
音声だけの電話会議よりもストレスが少なく、
移動の時間がかからないので、
その分、ひとつプラスで仕事もできたりする。

あるときは、15分ぐらいの打ち合わせが終わろうとしたら、
「え!」
と相手が絶句。思わずなんだろうか、
「これなら電話でよかった……」
ホンネだったんだろうか、
そういわれたことがある。

確かに忙しい人にとって、
15分ですむ打ち合わせに移動の時間を割く、
ってのは割りに合わないだろうな。

学生たちにも、「直接会って打ち合わせする」
っていうと、
「え!」
と絶句。
「LINEで十分やりとりしたのに。しかもメールでも……」
メールなんてめんどくさいメディアを使ってまでやって、
それでなおかつ対面ですか?

「ご挨拶」に東京から名古屋までいくタイプですから、わたし。

当然、どっちがいいか、
webですませたほうがいいか、
対面したほうがいいか、ちゃんと考えてやってる。

名古屋にいくには名古屋にいくだけのメリットがあるように仕込むし。
直接会って打ち合わせしたいけど、たぶんwebのほうが喜ぶ人だろうな、とか。

ただ、直接会ってみると、
別の情報がこぼれてくることがたまにある。

今回の宝来館では、ラグビーのことを。
去年のワールドカップラグビーで、
台風19号で中止になったカナダvsナミビアの試合、
釜石の鵜住居復興スタジアム(ウノスタ)でやることで進んでいる。
場所もj同じウノスタなら、日付も同じ10月13日に!
と提案したら、
「いやまた台風が来たら……」
おじゃんになる、と落語みたいなオチがついて11月に。

すごいよね、ナショナルチームがリスケジュールに応じるなんて。

もうひとつは、ついこないだまで花園ラグビー場をわかせていた
高校の強豪チームが、
「おれらもウノスタでやりたい!」
と、ウノスタに集まって試合をする、と。

これはもう、フェスだね。
午前1試合、午後2試合とか、
それを2日間やってくれるとか、
妄想だけど、ラグビーフェスにしてくれないかな、
釜石のみなさん。

あと、ラグビーのプロ化も大事。
企業スポーツのよさもあるけど、
プロスポーツのよさもある。
じわっと地域に根ざしてきたトップリーグだから、
もう少し先に進めば、あのRWC日本大会の熱狂が、
もっと大きくなるし、もっと続くようになる。
いろんなスポーツがあるが、
ラグビーでしか得られないものがある。

プロスポーツ化してリーグをつくるなら、
東北に1チームあるべきで、
それは釜石をおいてほかにないでしょう。

ということで、ラグビーの話も盛り上がったところで、
夜行バスの時間になった。

webミーティングがあたりまえなんだけど、
対面ミーティングは「ありがとう」。

「あたりまえ」の反対は、「ありがとう」。
(by 伊藤愛子さん 接客コンサルタント)