見出し画像

田んぼの中に手を突っ込んでかき混ぜる

秋田のたそがれ野育園で、田んぼの草取り。

朝5時の始発の釜石線に乗って、盛岡へ。
盛岡から秋田まで新幹線。
秋田から田んぼの最寄り駅の羽後飯塚。
あとは歩いて、たそがれの田んぼへ。
釜石線が3時間、新幹線が1時間40分、
ローカル線が20分、徒歩25分。
田んぼに着いたのは12時になりそうな時刻だった。

たそがれ農育園では、除草剤を使わない。
だから、雑草が生えてくる。
だから、草「刈り」ではなく草「取り」をしてあげないと、
苗がちゃんと成長できない。

まったく草取りしなかったときが一度あって、
そのときは稲刈りしてるのか草刈りしてるのか、
稲を刈る前に回りの草を刈ってから、
というむちゃくちゃ面倒くさいことになったので、
5月に田植えして9月に刈り取るまで、
最低2回、できれば2週間に一度、草取りをする。

腰をかがめ、田んぼの中に手を突っ込んで、かき混ぜる。
土中にある、まだ育っていない雑草の根っこをぶっち切る。
育ってしまったものは抜く。

釜石と秋田で2拠点生活の友だちが手伝ってくれた

抜く、かき混ぜる、抜く、田んぼの外に放り投げる。
両手でかき混ぜる。
バシャバシャバシャバシャ音を立ててかき混ぜる。
気温が高く、田んぼの水温も高い。

苗と苗の間、苗の周りをバシャバシャ。
かき混ぜることによって、土中に酸素と窒素を供給する。
そのとき、苗の根も切ることになるが、
そうすると苗に危機感が生まれ、
生き延びるために土中深く根を生やすようになる。
そうすると、横風に強い稲に育ち、
台風でも倒れない立派な稲になる、
と、聞いたことがある。

この日は、漁師のたかしさんが魚をもってきておさかなマルシェ。
買って持ち帰るの以外はその場でさばいて、
手巻き寿司に。

タイやヒラメ
サメは唐揚げにして食べた
カフェテリアスタイル
美味しいったらありゃしない