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リモートワーク、オンライン授業、コミュニケーション

zoomでオンラインのミーティングや授業のトレーニングをしている。
大隈塾の社会人版「リーダーシップ・チャレンジ」も
4月の第1回の講義はzoomでのオンライン授業にした。

昨日は、大隈塾の塾頭をしてもらっている駒井正義さんとトレーニング。
駒井さんは三井物産の副社長だった方で、
彼の「生き生きと生きる、かっこよく働く」ポリシー、
波乱万丈のビジネスマン物語が、
性別と年齢と業種と会社の規模を超えて
けっこうな熱をもって愛されている。

定年退職後は、週2回ゴルフ、週1回シニア草野球、
そのほかで働く、というワーク&ライフバランス。

しかしながら、というか、だからこそというか、
仕事場で使っているラップトップPCはおせち料理のお重のよう、
ネットのコードがつながっている。
必要があってメールアドレスを聞くと、
「家にあるパソコンのか?ケータイのか?」
どっちだっていいから、と思っていると、
「ここ(仕事場)じゃ家のメールが見れないんだ」
そんなことないから、と思っていると、
「家のメールをケータイに飛ばすと、ケータイがパンクするから」

そんなかわいいオヤジさんなので、
オンライン授業を思いっきり否定していた。
否定というか、価値を認めていなかった。
でも、こんなご時世だからでもあり、
わたしのことをとても信頼してくれていて、
わたしがいうことと時世が相まって、
じゃあやってみようか、ということに。

zoomのアカウントをつくり、
zoomでわたしのスマホとつながり、
最初のうちは、とはいえ部屋の中にいるわたしの方ばかり見て
しゃべっていた。

ところが、手伝ってくれる学生(女子)とつながって、
オンライン感がぐっと上がると、
PCを見ての会話になり、
わたしもオフィスの外に出て3人での本格的zoomトークになり、
zoomトークを5分ぐらいして終わったあと、

まったく問題ないな

という感想。
オンラインに対する向き合い方が、
560度ぐらい変わった。

リモートワーカー700人の会社キャリアを経営している石倉秀明さんは、
「信頼は、会う会わないじゃなくて、コミュニケーションの量」
という。
だから、オンラインだからうんぬん、リアルじゃないとかんかん、
じゃない、と。

たった5分、たった1回で、オンラインに対するアレルギーがなくなる。
あとは、オンラインでのコミュニケーションの量を増やせば。
そのためには、「なにもないときもコミュニケーション」(©本間正人先生)

石倉秀明さんも、
オフィスでの会話は
業務の話/指揮命令
軽い相談/ブレスト/壁打ち
プライベートな話/雑談
が混在してコミュニケーションをとってるし、
そうしながら信頼関係を築いているので、
リモートワークでもそのみっつをやること。

と。

リモートワーク、オンライン授業。
成功の秘訣は、コミュニケーションの量を増やすこと。