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期待と感謝とプレッシャー

毎週木曜日は、こすもすへランチしにいく。

昨日12時30分ごろにいったら、
こすもすレストランにはすごい数のクルマが停まっていて、
入り口のドアに
「満席です。すいません」
と張り紙がしてある。

満席???? こすもすが????
めでたいことではあるけど、
そうなんだ〜、
と思ってふとテラスの方を見ると、
あかちゃんをあやしている女性がいて、
「こんにちは〜」
と声をかけられた。
「こんにちは〜」
とあいさつを返すと、その女性は
「あ!!……もしかして……」
そうです、
「むらたのぶゆきです」
とわたし。

当選以来ときどきあるのは、
道を歩いていてもジョギングをしていても、
買い物をしてても、あいさつをされること。
しかも
「がんばってください」「期待してます」「応援してます」
という激励タイプ。

最初は単純にうれしかったんだけど、
だんだん期待されてるプレッシャーを感じるようになってきた。

さらに
「釜石に来てくれてありがとう」
という感謝タイプもミックスされると、
さらに「ははーーm(  )m」
という感じになる。

それはともかく……。

その女性が「大丈夫ですよ、席空いてますよ」
とおっしゃるので中に入ると、
その方のご一家(スイスからいらっしゃってた)と、
こすもすでよくあう作家のキムラさんと、
奥の席には選挙も手伝ってくれたゆりえちゃんとリリーさんが。

みなさんにごあいさつしながら席につくと、
こすもすのお母さんのさえこさんから
「人気者ね〜」
とからかわれる。

プレッシャー、と書いたが、
選挙のときのように、押しつぶされそうな、
吐き気をもよおうすような強いプレッシャーではなく、
どっちかというと「よっしゃ!」って思えるような、
モチベーションを上げてくれるような、
そんな心地よい「アツ」ではある。

だけど、劇的にガラッと変えるようなことをやろうとすると、
必ず強い反発に襲われることは2009年の民主党政権のときに学習できたので、
少しずつやれることからやっていくし、
最近読んでる本が『ストーリーとしての競争戦略』でもあるので、
「違いをつくる」ことと「つなげる」こと(=この本でいいう戦略)
を意識しながらやろうとしている。




『ストーリーとしての競争戦略』 楠木建 東洋経済新報社 2010年