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見てるはずのものが見えてなかったりする

clubhouseでやってる黙読会の友人たち5人で「長坂真護展」にいって、
作品を見ながらダイアログをする、対話的鑑賞をした。

50分ぐらいで一通りさーっと見て、
気になった作品を2つ選び、
みんなでその作品を見ながら、対話をする。
ひとつの作品につき、最低3分は語り合う。

そうすると、見えてなかったものが見えてくる。
自分で「いいな」と思ってみんなに推薦した作品でも、
自分では「そうでもないな」と思っていた作品でも、
わたし以外4人の目と感覚と体験の記憶によって、
謎解きのように、霧が晴れるように、朝日が上るように、
見えてくる、伝わってくる。

作品をわりとしっかり見ててもこうだから、
普段のぼーっとした生活なんかでは、
見えてないものがたくさんあるんだろうし、
一面的にしか考えてないことがたくさんあるんだろうし、
固定観念、思考停止していることがたくさんあるんだろう。

いろんな角度からものを見る、考えることって、
とても大事だということが、対話的鑑賞では身にしみてわかる。