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都会では移動時間が可処分時間を奪っていく、と思っていたら……

今朝目が覚めたら3時だった。
目覚ましのアラームが鳴る直前。

昨日寝たのが21時。
6時間、ノンストップで眠っていた。
へ〜、こんなこともあるんだ、と思いながら、
トイレいって、うがいして白湯を飲む。

ぜんぜん眠たさは残っていないけど、
また布団に入って目をつぶった。

目を開けたら、4時になっていた。
長い瞬きだった。
どんだけ疲れてたんだろうか、と思った。

先週1週間、仕事で東京にいた。
午前中はシェアオフィスに通勤して、
ミーティングとデスクワーク。
午後からクライアントの企業を訪ね歩く。
夜は連日飲み会。
以前より東京にいられる時間が少なくなって、
東京での可処分時間すべてを使ってできるだけたくさんの人に会っておきたいし、
いつもはオンラインでしか会ってないスタッフと、仕事以外でリアルのコミュニケーションもとりたい。

その結果、晩ごはんに3時間、
そこから電車に乗って30分から1時間かけてゲストハウスに帰る。
そうすると、18時に宴会スタートして21時にお開き。
22時に帰宅。そこからひとりでまたちょこっと飲んで、
23時とかになる。

いや、飲み会が疲れるのではない。
断じてそうじゃない。
通勤時間、移動時間だ。

釜石なら、飲んだお店から家まで歩いて10分かからない。
ちょっと遠出してもタクシーで10分ぐらいだ。
やっぱり、地方に住むと可処分時間がたっぷりとれる。

それと、22時58分、カレーパン、と刻印されたコンビニのレシートもポケットからでてきた。
東京ではそこらじゅうにコンビニがあるから、
ついつい立ち寄ってしまうのだ、寄った勢いで。

移動があって誘惑がいっぱい。
可処分時間も少なくなって、
都会ぐらしはやっぱり非人間的だ。

でも……。

移動時間はたしかにムダだけど、
(たとえ読書の時間に当てても)
可処分時間は東京も釜石も変わらないし、
帰り道に1軒だけだけどコンビニもある。
夏はよく酔った帰りにアイスを買って歩き食いしてる。

ああ、田舎暮らしのよさをアピールしようかと思って書いたら、
なんてことはない、ただのダメ人間なだけだった。