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議論するよりまず走れ!

セカクル、という学生団体に出会った。
2014年に早稲田大学でセカクルを立ち上げた大橋俊則さんも大隈塾で学んでて、
「春休み大隈塾」で、いってみれば里帰り。

「あなたの学校に世界がやってくる!」
高校や中学校で英語をつかってゲームをしたりディスカッションしたり、
大学生たちの体験談を聞いたり自分の体験をプレゼンしたり、
楽しみながら英語になじんでいこう、という活動をしている。

「大切にしているマインドセット」が面白かった。
①全部やる
やると決めたことはすべてやる。すべて同時進行。

②外の意見を聞く
「こんな団体つくりたいんですけど」「こんな活動するんですけど」
いろんな人に自分たちのやりたいこと、夢を語り、
アドバイスやフィードバックをもらう。

③大きくうってでる
北海道から沖縄まで!プランを大きくつくって、
話題性をつける。
ブランディングでもある。
「細かいことはあとから決める」

④議論の前に第一歩
初動の速さが大事。
生命科学者の高橋祥子さんによると、
情熱=初速×未来差分 だから、
④×③=むっちゃくちゃ熱い! 

⑤リーダーとしての代表から、コーチへ
メンバーを引っ張っていく型リーダーから、
メンバーを後押しする型のリーダーへ。

③と④が、むっちゃくちゃ早稲田っぽい。

北海道や沖縄や、福島が活動フィールドなので、
交通費や宿泊費でもけっこうかかる。
そこで、活動にはスポンサーをつけて持続性を担保している。
であるならば、起業すればいいじゃないか、という意見もよくあるが、
学生団体であることを大事にしている。

大橋さんは、「自分たちが成長することが大事」だという。
自分たちの成長が、中学生や高校生の成長へとつながっていく。
自分たちの輝きが、中高生へ伝わって輝き、
輝きの連鎖がおきる。
利益よりも成長を大事にしたい。
「だから、学生団体のままがいいんです」