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ムー2022年6月号のカバーアート/zalartworks

「ムー」本誌のカバーアートを手掛けているzalartworksさんによる、アートワーク制作の裏話です。

今月は総力特集になっている「うつろ舟の蛮女」を私なりの解釈で描いてみました。

蛮女は「肌が白く、赤い毛髪、錦のような金の筋が入った織物の服を着て、60cm四方の箱を抱えていた」と言ったような記述があり、現在の茨城県の濱で発見された時に、地元の古老が「外国の王の娘で、箱の中はおそらく密通した男の首だろう」と話していたそうです。
うつろ舟に書かれていた記号は、浦賀に来航したイギリス船にも書かれていたなんて話もあるので、遠い異国の王の娘がうつろ舟に乗せられ逃された…といったイメージです。

「王の娘」「男の首」と来て思い出すのが「サロメ」なのですが、時代的に離れ過ぎているので、あのUFOのような変わった形の舟は実はタイムマシンで、サロメがヨカナンの首を抱え、時代を超えてやってきた…?などと空想してみました。


★zalartworksさんのnoteはこちら。

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