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帰ってくる人形・911陰謀教育・未来人のスーパーフード/MYSTERY HOT PRESS

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エルサ人形が氷でなく怪奇現象で持ち主を震えさせる話題から、フランスの歴史教材が911都市伝説を掲載という騒動、そして未来人YouTuberのライフスタイルをご紹介。

文=遠野そら+宇佐和通

まさに身も凍る! 捨てても戻ってくるエルサ人形

 2013年、クリスマス。
「サンタさん。エルサのお人形をください」
 アメリカ・テキサス州に住む少女・オーレアちゃんがお願いしたのは、映画「アナと雪の女王」のヒロイン・エルサのおしゃべり人形。劇中のセリフを話し、主題歌「ありのままで(Let it go)」を歌うものだ。クリスマスに念願のエルサ人形をもらったオーレアちゃんは大喜びで、いつも一緒に遊んでいたという。
 だが2年ほど経ったある日。
「ママ、エルサがわからない言葉を話すの」
 そう言ってオーレアちゃんが持ってきた人形は、なぜかセリフを英語とスペイン語で話すようになっていたのだ。何かのバグかと思った母親が、設定をリセットし、電源を切ったり入れたりしたが治らず、しまいには通電不良を起こしたのか、電源を「切」にしても勝手に話すようになってしまった。

 そして時は経ち6年後の2019年12月。エルサ人形はもうスペイン語しか話さないようになっていた。
「そういえば一度も電池を交換していないわ」
 突如、内側から突き上げられるような恐怖を感じた母親は、オーレアちゃんと相談して人形を処分することにした。
 だが、人形を捨てても、いつの間にか人形が庭や玄関先など家のどこかに戻ってきているという不思議な現象が起こり始めたのだ! 誰かのイタズラかと思ったオーレアちゃん家族は、今度は人形を二重のゴミ袋に入れ、口をきつく縛ると、満杯のゴミ袋の底に押し込んでゴミ回収日に処分することにした。
「家族でゴミ袋が収集車に回収されるところまで見届けたわ。ーーでも、夕方オーレアの悲鳴を聞いて裏庭に行くと、今朝、捨てたはずのエルサ人形があったのよ!」

 今では、母親のSNSを見たミネソタ州に住む友人が人形を引き取り、2度とオーレアちゃんの元に戻らないようジープのボンネットに括り付けてくれている。だが、家族は見えないものに監視されているような恐怖感はいまだにぬぐえないという。エルサ人形がこの家族を手放す(Let it go)ことはあるのだろうか。
(Click 2 Houston 1/18付)

フランスの歴史教科書に「911CIA陰謀説」が掲載されてしまった

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