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明るいフラッシュバックの効能

若い頃は、学校生活や遊び場もめぐるましく変化し、それに合わせて人間関係も、くっついたり離れたり。仲良くしてたいなと思っても、もっと仲のいい子が出来ると捨てられちゃうし、自分も興味が湧かない子の誘いを断ったり。ティーンズの人間関係は、鬼システムだ👹(現在では、ここで躓いている子達に対し教育者が心理療法を駆使し、子ども達を良い方向に導く働きがなされてきているので、これが完全導入されれば、学校は非常に行きやすい場になると思う)

その鬼システムは、拒絶された事の寂しい思いと拒絶した時の相手の悲しい顔をフラッシュバックさせ続ける。その鬼システムが作動されてる時でも、親友や友達はいて楽しくやってたし、家族や周囲の人からの愛情も飽和状態だった。だから思い出す必要もないのに、取りこぼした人間関係がフラッシュバックし続ける。何年も、何年も、しつこく、しつこく。

これが心のキズというものだ。

精神科に通う程でもなく、セラピーを受ける程でもないけど、心の底にくすぶる不穏な陰の氣だ。

過去のフラッシュバックを解消出来なくても、未来に同じ事を繰り返さず新たに心が沈むフラッシュバックの蓄積を起こさない方法は取れる。それは、自分の今の人間関係を客観的に見つめ、取りこぼしを起こさないように、少しずつ改善していくこと。

断る時は、相手を傷つけない言葉を選んだり、今回は気乗りしなくても次回は遊びたくなるかもしれないから延期の方向に持っていったり、話し方に工夫する。

変わりたいと思う自分の少しずつの訓練を何年も続ければ、対人態度に変化が生じ、その数々の努力がある日喜びとなって戻ってくる。それは、

存在するだけで、ありがとうと思ってもらえるようになる事

不意に友達の顔を見たとき、とても優しそうに私を見てくれてたり、知らない人や初対面の人に出会えて良かったと言われたり、言葉のみならず、仕草や態度で、私の存在を認めてくれてるであろう事を肌で感じるようになる。

だから、フラッシュバックが起こっても、それは

明るいフラッシュバックだ。

明るいフラッシュバックが増えれば、人との関係も良い方向へキープしようと努めるから、信頼関係の存続へと繋がり、自分自身の良い面に比重をおけるようになる。そしてますます明るいオーラが自分を包んで、人間関係が優しい世界に変わってゆくから、毎日がリラックスし、安心感の中で生きれるようになっている。すると、他者の幸せも享受できるようになるから、知らない人と知り合う環境が増えて、知り合った人の世界観から自分の扉が開いていって、新たな自分の世界が広がっていく。という好環境ループが生まれる。


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