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「お前の代わりはいくらでもいる」とか言う上司は全員無能

皆さんが今働いている会社には、


お前の代わりはいくらでもいるんだぞ!


なんて言っている上司はいないでしょうか?


私自身、過去に働いていた会社では何度か言われた経験がありますし、同僚が言われている場面に出会したこともあります。


この言葉って仕事でミスした時に使われる傾向が強く、上司から「お前の代わりはいくらでもいる」なんて言われればミスした負い目から責任を感じてしまったり、クビになるんじゃ?なんて不安になったりしてしまう人って結構多いですし、私自身も初めて上司から言われた時はすごく不安な気持ちになりましたね。


これははっきりと断言できることなんですが、「お前の代わりはいくらでもいる」とか言う上司は全員がもれなく無能ですし、思考力が欠損しているゴミしかいないです。


なので今回は、なぜ「お前の代わりはいくらでもいる」とか言う上司は全員がもれなく無能で、思考力が欠損しているゴミしかいないと断言できるのか書いていこうかと思います。


実際は代わりはいない



「お前の代わりはいくらでもいる」なんて言っていますが、実際のところ皆さんの代わりの人間なんて会社にはいないんですよ。


スポーツの大会なんかで言えば、誰か体調を崩したり怪我で出場できなくなったみたいなイレギュラーなことが起きたとしても、必ず補欠を何人か用意しているので代わりはいます。


ですが会社なんてのは、皆さんが今行っている仕事を代わりに行えるような、


皆さんと同等もしくはそれ以上の力量を持ち合わせていて

皆さんが今行っている仕事を理解していて

皆さんの仕事を代わりに行えるくらい時間に余裕がある補欠


などという都合がいい代わりなんてどの会社にも絶対いませんよね。


よく、同じ部署に所属している他の同僚なんかが代わりに仕事をすることを「お前の代わり」なんて言うバカが存在していますが、他の同僚なんかもそれぞれがすべき仕事を現在進行形で行っていますし、普段から部下の力量を見極めて適切なタイミングで適切に仕事を振り分けるという上司として当然すべき業務を上司自身が行っていれば、定時に仕事が終わるようにきっちり管理されているはずなので、皆さんの代わりに仕事ができるほどの時間にも業務量にも余裕がなく代わりなんて務まらないですし、無理やり仕事を押し付けることを「お前の代わり」などと言っている上司というのは、他の従業員の業務スピードや効率を著しく下げる行為を率先して行っていることにすら気付けないバカだけなんですよね。


つまり、補欠を用意できるほど金に余裕がある会社以外は皆さんの代わりになる人間なんて会社内に存在していないことが確定するので、「お前の代わりはいくらでもいる」とか言う上司は全員が無能だと断言できるんですよね。


「お前の代わりはいくらでもいる」が成立するのは歩合出来高制だけ



そして次にこれなんですが、「お前の代わりはいくらでもいる」なんて言葉が成立するのは、給料形態が出来高制か歩合性の時だけなんですよね。


仕事をすればする分だけ給料が増えていくような歩合制であったり、仕事の成果で給料が決まる出来高制なんかであれば、仕事の量で給料が決まると言っても過言ではなく、「お前の代わりはいくらでもいる」なんて言われて仕事を貰えなくなれば給料が減ってしまうので、100歩譲って発破をかける意味ではこの言葉って有効かもしれません。


ですが、日本に存在している会社の大半が時給や月給などの固定給制なので、「お前の代わりはいくらでもいる」なんて言われても、仕事が増えようが減ろうが給料は変わりませんし、むしろ仕事量が減れば労働単価が上がるので、従業員側からすれば、


「お前の代わりはいくらでもいる」=「仕事量を減らしてやるぞ」


って言われているのと同じで、時給や月給などの固定給では成り立っていないことすら理解できない思考力が欠損しているゴミだと言うことが確定するんですよね。


時代の流れについてこれていないバカ



私自身、過去に働いていた会社で「お前の代わりはいくらでもいる」なんて言われた経験が何度かありますし、同僚が言われている場面に出会したこともありますが、この発言をしている上司を見るたびに、


時代の流れについてこれていないバカが意味不明な持論を勝手に展開してギャーギャー騒いでるなー


と思っていましたね。


そもそも「お前の代わりはいくらでもいる」なんて発言は、昭和から平成初期の頃であれば完全に会社有利な買い手市場だったので、求人を出せばすぐに代わりになる人なんて集まりましたし、こんなゴミみたいな発言をしても、会社に居続ければ勝手に給料が上がっていく年功序列制度や、何があっても会社が守ってくれる定年退職制度という、仕事を辞めて転職をするメリットより、多少の理不尽があっても会社で耐える方がメリットがあったので通用していました。


ですが、今の時代で言えば完全に買い手市場から売り手市場に転換しており、求人を出しても応募が来ないなんてザラにありますし、年々働き手が減っているという状況もあって人材を確保するのが困難になっていますよね。


それに、年功序列制度や定年退職制度なんかはすでに古の遺産になっているレベルで滅んでいるので従業員側にあったメリットが完全になくなっていますし、ネットが整備されていつでも求人サイトや求人誌などで求人をチェックできるようになっており、昔と違って誰でも簡単に転職できる環境になっているので、「お前の代わりはいくらでもいる」などと言われて耐え続けるメリットが一切なく転職した方がメリットがある状況なんですよね。


もし上司が思考力が欠損していなければ、完全に買い手市場から売り手市場に転換していることも、人材を確保するのが難しいことも理解しているので、会社にいる従業員を大事にしますし、「お前の代わりはいくらでもいる」なんて発言は今となっては従業員側にはデメリットしかないことも当たり前に理解しているので絶対に言わないんですよね。


つまり、「お前の代わりはいくらでもいる」なんて言っている上司というのは、


私は時代の流れについていけず、昭和から平成初期辺りで通用していた言葉が未だに通用すると思っている思考力が欠損しているバカですよ


と周りの人間に公表しているのと同じで、こんな上司が有能なわけがないと断言できるんですよね。


最後に



「お前の代わりはいくらでもいる」とか言う上司は全員がもれなく無能です。


こういう上司というのは、皆さんの不安を煽ることで自身の暴論を押し通そうとしているだけのゴミでしかなく、言い換えれば、使ってもいないサイトの料金を裁判などをチラつかせて不安を煽って違法に搾取しようとしている詐欺師と同類ですし、こんな犯罪行為をしないとまともに仕事すらできない上司が有能なわけがありません。


それにそもそもの話、普段から部下の力量を見極めて適切なタイミングで適切に仕事を振り分けるという上司として当然すべき業務を上司自身が行っていれば、こんな言葉は絶対に上司の口から出てこないんですよね。


有能なみなさんが、「お前の代わりはいくらでもいる」とか言う上司と一緒に働き続けたとしてもデメリットしかありませんし、理不尽や不利益を押し付けられて精神的身体的に疲弊するだけでしかありません。


もし今働いている会社に、「お前の代わりはいくらでもいる」とか言う上司が一人でもいるのであれば転職することをおすすめします。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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