ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣

メモ:

・1年間、毎日1%悪くなる場合: 0.99の365乗=0.03。1年間、毎日1%よくなる場合: 1.01の365乗=37.78
・仕組み化が重要、そのための環境づくりが必要
・きっかけ、欲求、反応、報酬のプロセス順に誘引付け(良い習慣)や、障壁をつくる(悪い習慣)
・習慣ストップ1回目はまだ良いが、2回目が続かないよう、極力通常プロセスに戻れるよう意識する。

感想:
・タイトルからも、習慣において複利の効果が働くから、毎日ちょっとずつ積み重ねていこうという気にさせてくれる。
・これまで目にしてきた数多くの習慣の本をうまく整理して体系立てて記載しており、かつ、筆者や知人の事例を交えて、実証してきた見解も具体的に記載があり、実用的に感じた。
・また、自身を振り返るアクティビティもあったり、自分の性格や遺伝子と、習慣の関係性にも記述があり、視点がおもしろい。
・著者のホームページのリンク先には、補完コンテンツも無料であり、お金儲けというよりも、本当に世の中の人々がより良い生活が送れるよう支援したいという気持ちが伝わってくる点は好印象。
・余談) 日本の鉄道会社の「指差し確認」や、製造業の「リーン生産方式」においても習慣と絡めて記載があり、日本の古き良き点を思い返すキッカケにもなった。


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