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【レガシー】5~6回連続でリーグ3-2してるからそろそろレシピ&愚痴

新セット『ストリクスヘイヴン~魔法学院~』はスタンダードへの影響はそこそこに、レガシーにこそ大きなインパクトを残しているように思う。

https://cardrush-media.com/mtg-yutatakahashi-210501/

言いたいことは高橋プロが言っているが、要は《表現の反復》と『魔技』(《煙霧の連鎖》)が強いね、ということ。URデルバーはたまに噛み合って死ぬがそこまで苦手意識が無いし、《煙霧の連鎖》系デッキは未だにMagic Online(MO)で出会ったことがない。《煙霧の連鎖》は新枠が出たら使ってみたいとは思っている。(ストームのサイドボード要因の《蒸気の連鎖》が再録されてるので望みはあると思う)

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学術記事のせいで《稲妻》《思案》並に検索で見つけづらい

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新枠の民なので指を加えて再録を待っている


ここ最近試しているデッキ~ガチ編~

本当は華麗にMOレガシーリーグで5-0してイキろうと思っていたが、ここ最近謎に2、3連勝した後に揺り戻しで3-2という成績を誇張無しで5、6回連続で繰り返しているのでいい加減楽にさせてくれ。連勝後に必ずやって来てブン回ってくる絶対殺すマン(大概アンフェア)は一体何者なんだ。


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21年春のバント祭り。新顔としてPVこと《精鋭呪文縛り》を採用。3マナが厚くなってきたので《金属モックス》を試している。《精鋭呪文縛り》の感想としては、痒いところに手が届…かない。使ってみると、どうしてこいつが《難題の予見者》になれないのかがよくわかる。インスタントタイミングで出ないと強くない。

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名実ともに3/1が白のカラーパイになった

《スカイクレイブの亡霊》、そして《自然の怒りのタイタン、ウーロ》は今回は不採用とした。まず、ダブルシンボルの捻出が相当難しいこと。そしてどちらも先手2ターン目に出す意味がないことが理由だ。このデッキは相手の《ウーロ》が殴りだす前に《真の名の宿敵》で殴り勝ちたい。

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デスタクに弱いウーロくん

サイドボードには、対エルフ、ホガークに向け《領事の権限》、そしてデルバーのサイドボードの常連《運命の神、クローティス》を消せる《霊気のほころび》を採用している。

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同型再販されてるのに新新枠が無い謎のカード


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もう一つがエスパー対立。《対立》のサイドアウト率が高く、コントロールに寄せた方が明らかに強そうだが、矜持(きょうじ)を保ちたい。エスパー石鍛冶じゃない。これはエスパー対立だ。誰が何を言おうとエスパー対立なんだ…。

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既刊増えてて虫唾が走った


ここ最近試しているデッキ~イマイチ編~

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バント履修。バントカラーの《悪意の大梟》は、氷雪土地が必要な欠陥品《氷牙のコアトル》ではない。《象徴学の教授》だ。

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俺には同じカードに見えたんや…

《象徴学の教授》で持ってくる主な講義としては、《無原則変身法》と《封印突破法》がある。《無原則変身法》は《意志の力》の弾になったり、突然4/4を作ってリーサルしたり、《剣を鍬に》を《名誉回復》として使う等かなり多彩な使い方ができる。《封印突破法》は2マナだったらレガシーを変えていたかもしれない。

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講義テーマ、次の特殊セットで拡張されないかな


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バント魔技。バントカラーで《賢い光術師》を最大限活用しようとした結果がこれ。《賢い光術師》が発表された時、最初に目をつけたのは《狼狽の嵐》だった。そしてとりあえず青白デルバーとして使ってみたが、ある問題点が浮き彫りとなった。

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かつての《ニヴメイガスの精霊》のような使い方

当たり前だが、素の0/1が弱すぎるのだ。《賢い光術士》を着地させてからキャントリップを連打できるシチュエーションが想定より少なく、ましてや《狼狽の嵐》を絡めて8/9パンチなんて100回やって1回できるのか?というレベルだった。これはナヤカラーにして(コンボ耐性を捨てて)果敢に全振りするか、《煙霧の連鎖》コンボ専用にするしかない…そう思っていた。

そこで今回のバント魔技だ。《強大化》と《凶暴化》でのワンショット成立を目指している。一応《貴族の教主》を無駄無く使えるという点では感染よりダメージ効率はいいはずなので、誰か使ってみてほしい(テフェリーが買えない)。


MOのアリーナ化

ここ最近は環境解析速度の速すぎるアリーナをほとんどやっておらず、MOのリーグが中心になってきている。レガシーのマイルドな環境解析速度が心地良いし、モダンと違ってフェアデッキにも《意志の力》のおかげで人権があるからだ。しかしここ最近リーグに潜っていて思うのは、アリーナ化が進んでいるのではないかという懸念だ。要は、どこかで見たようなデッキに当たることが増えた。

21年5月現在で言えば、冒頭の高橋プロの記事で紹介されていたバント人間や《表現の反復》URデルバーがマジで多くなってきた。MOはアリーナと違って資本主義社会なので、安いカードは気軽に試せるし一度買った高いカードは減価償却まで長く擦り続けるという人が多い。しかしリーグ参加費に10tix(10$相当)かかることから1試合の価値はアリーナのそれに比べ重く、結局アリーナ同様に勝てるデッキが流行するのは仕方ないのかもしれない。

https://magic.gg/news/esports-transitions-and-getting-back-to-gathering

MPL解体でEスポーツ化もうまくいっていない現状、アリーナではなくMOの重要性が増してきている。今こそ、参加費はもちろんのこと、欧米優位な大会の開催時間やUIの改善(絶望的)等、MOの立ち位置を見直す絶好の機会なのではないだろうか。

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