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自己肯定感の上げ方

物心ついた時から空想や妄想が好きで、友達と遊ぶのは好きだけど出来れば2人とか3人とか少人数が良いし、ひとりで絵を描いたりチマチマ何かを作るのが好き。

両親は私の事をず~っと賢くて明るい子と褒めて育ててくれたから、基本の根っこの部分は腐っていないと思う。

休日は家族でご飯や遊びに出掛けたし、貧乏だったけど愛情はたっぷりの暖かい家庭だった。

だけど思春期か過ぎた辺りから私は少しずつ自信を失っていった。

これまで小さなコミュニティでしか生きてこなかった奴が、社会に出て沢山の人間と関わることで他人と比べて自分のしょうもなさにげんなりするという、多分多くの人が経験するであろう流れ。

それでも21~26歳の時の11歳年上の相方は私をお姫様みたいに扱ってくれたから、その5年間は割と無敵だった。

その後も色々な人とお付き合いをして…私が完全に壊れたのが20代の後半。

接客業で何千何万という男性と知り合ってきた私でも出会った事のないタイプの、全く好みでは無い超苦手な奇抜過ぎる奴との恋。

この時代は本当に酷かった。
酷過ぎて書けない。誰にも話せないし墓場まで持っていく抹消したいほどの地獄。

んで、この時から約10年、自分の事が大嫌いになってしまい沢山苦しんだ。

その間にも様々な出会いと別れがあり、中でも大切な人を亡くした時はどうにかなりそうだったけど、すじこ(猫)がいたから何とか立ち直れた。


……でなんだっけ。


ああ、自己肯定感か。

30代の終わりに今の素敵な素敵なパートナーと出会って。
お姫様みたいに扱う、ようなことはなく対等に、でもリスペクトと愛情たっぷりに、可愛い可愛いって可愛がってくれるダーリン。

今のダーリンが、私のぐちゃぐちゃだったメンタルを優しく優しく整えてくれたの。ゆっくりじっくり時間をかけて。

凄く穏やかで、凄く冷静で、COOLな彼だから、私が暴走した時は静か~に落ち着かせてくれる。
獰猛な獣をドウドウ…ドウドウってやるみたいに笑

そんな彼がいてくれるから自分で自分を責めることは少なくなった。

今は一日一日生きてて偉いねって思ってる。
で、何か一つでもやりたいことが出来たら素晴らしいって思うようにしてる。
洗濯、掃除、お菓子作り、ハンドメイド、衣替え、なんでも。

今日はその全部をやったから最強無双の日。あたしハイパースペシャルエグゼクティブ凄いね偉いねの日。

ハーブティーもオリジナル
この時は女性特有の悩みに特化したメスブレンド


家事を終え、好きな香りのキャンドルを炊いて、ハーブティーを飲み、彼に手紙を書く。

こんな幸せなことないよ。


高価な買い物や外食をしなくたって、特別な何かをしなくたって、家の中だけで味わえる幸福。

紅葉の時期には手を繋いでお散歩しよう。
珈琲は私が淹れたやつね。




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