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大相撲力士の生存戦略と戦術選択 121-20230518

大関という地位でも変化を選択することがあるのにはちゃんと理由があるんだって、今では思える。

10分間日記


大相撲の時期になると大相撲の話ばっかりになり、恐縮ですが、大相撲の話をまたします。

パンと大相撲くらいしか頭の中にない人間なのでしょうがない。

大相撲で、立会い時に正面から受けずに右または左に力を受け流すように、もしくは完全に相手の力を受けずに避けるような動きをすることを「変化」と言っています。

立会いの変化は、相撲を見る側からすると勝負があっさり着きすぎてしまったり、予想外の動きに対しての期待を外される感じがあり、あまり観ていて気持ちがいいものではないというのが、一般的な認識かと思います。

僕も、かつてお相撲を熱中して観ていた頃には、変化があると面白くないし、正々堂々と勝負をしないという印象があって、変化は嫌いでした。
(熱中については今もしているわけですけど。)

でも最近、大相撲の裏側というか、歴史とか八百長問題とか色々なことが起こってきた背景に、力士の故障と番付降格の問題が絡んでいるんだなということを知ったので、変化について少し見方を変えました。

変化は、力士たちの生存戦略なのだ、と。

どういうことかというと、彼らは2ヶ月に一度、15日間という短い期間の間に、実力が拮抗しているような力士たちと本気でぶつかりあわないといけません。

そうすると、どうしてもあちこち怪我をしたり、痛めたりしてしまいますよね。でも、大相撲の世界には、番付の降格というシステムがあります。

休場してしまうと簡単に番付が下がります。どの力士も平等な制度のように見えますが、これが厄介なのです。(横綱以外)

結構、テーピングをしたりサポーターをしたりして少々無理をしてでも土俵に上がり続ける力士が多いのは、痛みの軽減とか怪我の予防とかいろんな事情があるんですよね。

そうすることで、心身の健康状態を良い状態に保ち続けなければ、稽古もできず、番付も下げてしまうことになるのです。

そこで「変化」の登場です。相撲は基本、正面からぶつかり合って取るものだということはプロの力士はみんな知っています。だから、立会いで変化をすることも、それが一つの戦術だということを知っています。

「変化」を選択して、体への負担を少しでも下げ、できれば白星を上げる。そして15日間をやり抜く。というのは、立派な生存戦略なんだと個人的には思ってます。

monjeも歌ってますね。「目を離さないで、すぐにいなくなるから」。いや、変化の話じゃないってな。ワハハ!

以上です。


今日のBGM

このコーナーの趣旨:10分間、この曲を聴きながら書いたという記録。

madobe/monje

こういう声質の人好きだよねー。って思った。久しぶりに、まだあまりメジャーではなさそうな人たちですね。


今日も一日おつかれさまでした。
#10分間日記 #note毎日更新 #随筆


今日の気になったニュース

このコーナーの趣旨:ニュース要約、日々の記録と振り返り用に。

あるけど、ないです。


今日のAI画像生成呪文

two sumo wrestlers facing each other and a gyouji on the sumo ring


■目的
制限時間内に自由に書き、自分流のスタイルを磨き続ける。

□目標
1. 自分にできる範囲で、1日ひと笑い取りに行く。(365回目まで)
2. 8分間で少なくとも700文字程度、書けるようになる。(365回目まで)

<ガイドライン>
・本文は、メインテーマを設定し、合計10分間の日記とする。
(内訳:8分記入、2分見直し)
・タイトルは、可能な限りメインテーマとリンクさせる。
・見出し画像は、タイトルからAIで画像生成したものを使う。
・見出しは「10分間日記」、「今日のBGMコーナー」、「今日の気になったニュース」「今日のAI画像生成呪文」の4つ
・気になったニュースは、タイトルと配信元、配信日を付記。リンクを貼る。3行以内で要点(事実ベース)を箇条書きにしておく。コメントがあればカッコ書きで追記する。
・2、3行くらい書いたら、適当な位置で改行を入れる。
・訂正したい内容があるときは、別の日に訂正する。



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