タイパ、違和感の正体 179-20230716

10分間日記


昨日、消化不良で終わってしまったタイパの話をまた蒸し返します。タイパっていうのはタイム-パフォーマンスのことで、消費した時間に対しての利得、リターンが大きければ大きいほど、タイムパフォーマンス、タイパがいいというふうに使われる用語です。

何に自分が違和感を感じているのかなと、パン生地を仕上げながら考えていたんですけど、わかりましたよ。

それは、消費する側のタイムというリソースを増やす、そういうことをサービスとして提供する企業がある反面、その提供企業側の従業員のタイパは改善されているのだろうかというところです。そこが引っかかってたんだな。

ちゃんと調べていないので、実際のところはわからないですが、タイパを最大化するためのサービスを提供する企業という理念を持っている企業であれば、例えばアルバイト雇用であっても同職種であれば同一労働同一賃金は当たり前、他企業に比較して時給もかなり高いか、労働時間が短いが単価が高いなど、そういった形で従業員側のタイパも最大化されていて然るべきではないかということ。

これが、僕が持っている違和感の正体なのかなと。

上記のような体制であれば、何も問題ないと思います。業界水準以上のタイパであるならば、従業員も経営者も、エンドユーザーもWinな訳であり、Win-Win-Winで超サイコーというわけでございます。

しかし本当にそういうふうになっているのだろうか?正社員とアルバイト社員の待遇はちゃんと改善されているのか?とかですね。多分非上場だし、公開情報ではわかりかねる。というか調べる気もないけど、つまりフェアになっているんか?ちゅうはなしなの。

タイパの良さを求める顧客に最大のタイパを提供する企業ということなら、それが企業の存在価値である以上は常にタイパの最前線を走らなければならないというのが道理ではないかという、ストリクトな態度です。

消費者側もそういう側面を考えなければいけません。新たな価値を、タイパの分、別の場所に提供できているのかということを、常に自問自答し続けなければいけないのではないか。

タイパの先に、消費すること以外がないというのであれば、タイパが良くなったところで何も豊かにはなっていない。幸福なの?それで幸福か?

タイパ追求は手段でしかない。タイパを求めるのはなぜか、その先にある目的は何なのかということを常に意識しないと、ただの消費社会の奴隷であるだけです。

以上。


#10分間日記 #note毎日更新 #随筆 #エッセイ


以下はそのままにしておきます。
■目的

制限時間内に自由に書き、自分流のスタイルを磨き続ける。

□目標
1. 自分にできる範囲で、1日ひと笑い取りに行く。(365回目まで)
2. 8分間で少なくとも700文字程度、書けるようになる。(365回目まで)
3. 起承転結を明確にしてから、文章を書く。(365回まで)

<ガイドライン>
・本文は、メインテーマを設定し、合計10分間の日記とする。
(内訳:8分記入、2分見直し)
・タイトルは、可能な限りメインテーマとリンクさせる。
・見出し画像は、タイトルからAIで画像生成したものを使う。
・見出しは「10分間日記」、「今日のBGMコーナー」、「今日の気になったニュース」「今日のAI画像生成呪文」の4つ
・気になったニュースは、タイトルと配信元、配信日を付記。リンクを貼る。3行以内で要点(事実ベース)を箇条書きにしておく。コメントがあればカッコ書きで追記する。
・2、3行くらい書いたら、適当な位置で改行を入れる。
・訂正したい内容があるときは、別の日に訂正する。



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