初めてのいないいないばあ
あけましておめでとうございます。久しぶりの投稿になりました。
初めて「いないいないばあ!」と言う時は、(お前、そんなテンプレ言うのか?もっと他に良いワードはないのか?それでもクリエイターなのか?だいたい、「いない」を2回繰り返す必要あるのか?)と心の声がし、かなり躊躇しました。
意を決して発した「いないいないばあ」も虚しく空ぶったので、それからはというもの、「こんにちわー!」とか、「ごめんくださーい!」と発するようにしています。こっちはめちゃくちゃウケてます。顔を覆う必要もなく、死角から突然顔を出す、というのが娘にはウケています。
ところで、私のように(誰もみてないよな・・・?失敗しても大丈夫だろうか)と考えるのはまだまだ修行が足りないと思います。この正月、実家に帰省した際に近所に住むおばさんに子供を見せたところ、やはり年配の方は「あやしビリティ」が格段に上だな、と痛感させられる出来事がありました。
「娘です、抱いてやってください」と手渡すと、顔をほころばせて「あらーーー!よかったねーーー!」と言うやいなや、簡易的いないいないばあを連発し始めたのです。
「ん〜、ばあ!」「ん〜、ばあ!」ノーリアクションな娘。完全無表情。まるで大仏。それでもおばさんは全くひるまず、まるで正確な機械かのように繰り返しました。しまいには側にいたおばさんの孫も「ねえ、それ面白いの・・・?」と心配するほど。それでもおばさんは「あんたはこれが大好きだったのよ!」と、いなばあをやめません。
(もう良いよ、、おばちゃん、、本当にありがとう・・・!)そう思った矢先、ついに娘がニコッと笑ったのです。感動しました。
自分だったら、それが滑った矢先に「お〜、そろそろ時間が・・・では失礼」とか、「あれっそういえばお土産渡したかな?」とかその場をごまかしていたかもしれません。自分の小ささを痛感しました。
子供は当然空気など読めないので、恥じらわずに本気でぶつかれ!と勉強になりました。そして人前であっても子供をあやすためには馬鹿になる大人になりたい、そう思える年明けでした。
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