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気にしがちな人に気にしてほしいこと

はじめに

おはようございます。
むぎです。

皆さんは自分の身の周りで起こる出来事がなんでも気になってしまう方ですか?

自分は周りからどう見られているか
他人の言動の裏をいちいち探ってしまう

いろんな悩みを抱えている方がいらっしゃると思います。

以前は私もどちらかといえばこんなタイプだったなと思いながら、どうやってこの気にしがちな思考から抜け出したのか振り返ってみたいと思います。

同じような悩みを抱えていらっしゃる方に少しでもお役に立てれば幸いです。

自分の力ではどうしようもないことはある

まず大前提として、世の中には自分の力ではどうしようもないことがあります。
天気なんかまさにそれですよね。
いくら降ってほしくないと願っても雨は降りますし、願っても降ってはきません。

こんなの当たり前だと感じる方がほとんどではないかと思います。

ですが、これと同じくらいコントロールできないのは
「他人」
だと考えています。

むしろ人の感情や考えを全て意のままにできるような方法があれば誰もが欲しがるでしょうし、それをめぐってとんでもないことが起こるのも容易に想像ができます。

とはいっても、素晴らしい映画や音楽、本に感銘を受けて人生が変わった経験がある。
やっぱり人には人を変える力があるんじゃないかという考えもあると思います。
大前提、私自身もかつては作る側の立場だったので世界中のクリエイターさんたちには多大な敬意を抱いています。

その上でお伝えしたいのは、
これは、その作品が誰かの感情を動かしたのであって、作者自身が直接あなたの感情を動かしたわけではありません。
あくまでもこういったクリエイターさんたちは自分たちの作品というフィルターを通して誰かの感情にアクセスしているという考えです。

そして何より重要なのは、その作品から刺激を受けて誰かが変わったのは、紛れもなくその刺激を受けた本人の
「変わりたい」
という強い意志が理由です。
作品はその人が変わりたいと思う
「きっかけ」
であったに過ぎないんですよね。

だから同じ作品に触れても感情が動く人もいれば動かない人もいる。
それだけの話なんです。

こうやって考えてみると、あなたが他人をどうこうしたいというのはある意味天気と同じくらいコントロールのしようがないと言えるでしょう。
ただ、変えるためのきっかけは与えることはできるかもしれない。
その上で変わろうとするかどうかはその人次第、あとのことをあなた自身が気にすることは全くありません。

思考をプラス変換する

世の中には自分の力ではどうしようもないということが分かった上で、やはり起こってしまった出来事に対して一喜一憂することもあるでしょう。
例えば先ほどの例で言えば晴れてほしい日に雨が降る、大抵の人は落ち込むのではないでしょうか?

そんな時にこそ、
思考をプラスに変換する努力
をしてみることも大切だと考えています。

楽しみにしていた日に雨が降る、これは先ほどの話題の通り、変えることができない「事実」です。
しかし、そこにどのような感情を持ってくるかは
あなた次第なんです。

雨が降ってしまった、残念。
で終わるのではなく、
雨が降っていてもできること、または雨だからこそできることはないかと考えてみるのです。

このように一度事実と感情を一度切り離して、自分の心地いい捉え方に変換する。
この考え方ができると、大抵のことは
「まあ、いいっか」
で済ませるようになってきます。

おわりに

ここまでで
・自分の力ではどうしようもないことはある
・思考をプラス変換する

という二つのテーマでお話ししてきました。

察しのいい方はもうお気づきかもしれませんが、これらは対になっている考え方なんですよね。

コントロールするベクトルが
他人か
自分か

という真逆になっています。

これを踏まえてこの記事の内容をまとめると、
自分のコントロールできる範囲だけに神経を注げ
という考えになります。

世の中には自分ごとのようになっているけどもいざ俯瞰してみたら自分では全くどうしようもないこと、気にするまでもないことだったりします。
自分で変えれないことはいくら頑張っても変わりませんからね。

反対に自分の感情というのは自分しかコントロールできません。
だからこそ、自分の機嫌は自分で取る
という癖づけをしてみると、
人生大抵のことは
「まあ、いいっか」
でやり過ごせるようになってきます。

あくまでも私の経験でのお話になりますが、何かと思い詰めることが多いだとか、責任感が強いなんて方は一度このような考えを持ってみると、もしかしたら少し自分を楽にしてあげることができるかも知れません。
そんな方にとって少しでもお役に立てることを願っています。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。



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